VOICE OF LAKES #6-波多野和也

滋賀レイクスターズ

2012年04月14日 11:11

VOICE OF LAKES第6回。
今回はJ!
波多野和也選手の登場です。
レイクス加入後に左ひざを故障し、11月に復帰。
しばらくシャッフル・オフェンスに戸惑いを見せていましたが、ここのところは調子を上げ、特にディフェンスとリバウンドで存在感を示し続けています。
大阪エヴェッサで優勝経験もある波多野選手。
これから必要なのは、やはりディフェンスのようです。






―ここのところ、好調ですね。故障明けのころに比べ、スムーズにオフェンスができているように見えます。

いや、自分では特に変わったところはないですよ。
よりフィットできているかといわれても、自分の中ではそういう感覚はないです。
オフェンスはいたって平行線ですね…(笑)
僕は別にオフェンスの武器ではないし、得点を取れるメンバーはいっぱいいるので、あんまり闇雲には攻めないようにしています。
チームもこれで勝っているし、ヘタなことをしなくてもいいんです(笑)

―なるほど(笑)さて、今のチームの好調の要因はなんでしょう?

ディフェンスです。
デイフェンスがよくなってきたから、今、安定して戦いができています。
今は本当のチームディフェンスができている。
ボールに「寄る」のも早いし、きちんとヘルプができていますからね。
以前は抜かれてもヘルプがない、という場面も多かったんですよ。
これは結構、守っていく上でキツイんです。
「自分が抜かれると後ろ、なんもねえな」

と思いながら守るのと、
「抜かれても、ヘルプしてくれるな」

と思いながら守るのは大違い。
積極的に前に行くこともできるし。

―ディフェンスの意識が変わってきたなと思うのはいつからですか?

ごく最近ですよ。
こないだの大分戦くらいからかな、自信を持ち始めたのは。
それまでは意識はあったんですけど、波がありました。

―その点は、シーズンを通してずっと指摘していましたね。

そうなんです。
ディフェンスは意識が9割なんですよ。
オフェンスはどんなにいいシュートを作っても、決まらないときは決まらない。
でもディフェンスは、意識次第で成果を残せるんです。
それでも相手が上手なら、やられるときはやられますけど、意識のあるなしは確実に影響します。
「このボールは守ろう。簡単には打たせない」
そういう意識がどれだけあって、それがどれだけ動きに出るか。
ディフェンスは、極端に言えばそれだけなんです。
今は、普段からディフェンスの意識の高いワラさんとレイがずっと積み重ねてきたことに、みんなの意識が乗っかって、すごくいいディフェンスをしています。
今は、みんなの意識が高いから、一人テンションの低い選手がいても、それをみんなで引っ張れるんですよ。
だからその「低い選手」も、必死になって就いてくる。
そういう相乗効果がありますね。
当然ですが、ディフェンスがいいと、水モノであるはずのオフェンスもすごくよくなる。
リバウンドや、外したあとのデイフェンスに信頼があると、中だろうと、外だろうと思い切って打てます。

―確かに、大分戦の2連勝は大きかったですね。

そうです。
ディフェンスの意識がすごく高かったあの試合で負けていたら、また元に戻っていたかもしれません。
あそこを勝てたことで、みんなが自信をつけた。
そのままのディフェンスができて、福岡戦の連勝につながった…。
だからこそ、ですけど、ここから6試合が大事なんです。
この意識を6試合キープできるか。
僕は、この6試合をこのディフェンスのままいければ、プレイオフもいけると思います。
優勝できると思いますよ。

―力強い。さて、J選手は大阪で3連覇を経験したあと、沖縄に敗れたシーズンまで在籍しました。優勝できた3シーズンと最後の1シーズンは、やはりディフェンスの違いがあったんですか?

ありましたね。
カンファレンス・ファイナル、沖縄のジェフ・ニュートンに50点取られて負けた試合です。
あのシーズン、なんとなくチームディフェンスがしっくりいっていなかった。
そこが、あの試合出てしまったんですよ。
自分は怪我をしてベンチで見ていたんですが、前半勝っていたのに、それで負けた。
高松に勝って、そこで満足していましたからね。
気の緩みを、ちゃんと締められなかった。

―なるほど…。

今年のレイクスにしたって、プレイオフに出ることが目的じゃない。
チャンピオンリングを取ることなんです。
でも、一旦満足して気が緩むと、そこから立て直すのはなかなか難しい。
まあでも、ウチのコーチはその辺、ぜったいわかってます。
プレイオフの過程で「ここが目的じゃない」と言うはず。
ま、予想ですけどね(笑)






―レイクスは優勝できる、と先ほど言いましたね。その可能性はいつから感じていますか?

最初から感じていますよ。
ものすごくいいメンバーがそろっているし、集中してきたらすごい。
あと、みんなすごく性格がいいですね。
今、こうやって結果が出てきて、ますますその思いが強くなりました。
プレイオフが近づくにつれて、いい状態になってきてますね。
もう一回、有明に行って、優勝したい。
花吹雪をファーッと浴びて、みんなと喜び合いたいです。

そのとき対戦相手ががっくりしているのも、悪いけど優越感ありますしね(笑)

(編集後記)
優勝経験のあるJの言葉は、やはり重みがありますね。
いける、といわれるとその気になってしまいます。
今は2Qだけの出番が多く、そこだけで使うにはちょっと贅沢な選手なんです。
が、Jがずっとディフェンスでふんばってきた2Qがようやく快進撃のエンジンになっています。
今日の信州戦も、彼のディフェンスに注目してくださいね!

それではみなさま、ファイナルで。
…重ねて申しあげますが、今日はいろんなメモリアルがかかっていますので、ぜひ野洲市総合体育館へ。

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(4/16現在35社、昨季68社)


    

  







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