VOICE OF LAKES #29―アラン・ウェストオーバーHC

滋賀レイクスターズ

2012年05月23日 21:39

VOICE OF LAKES第29回…の前に、ビッグニュースが飛び込んできています。
滋賀レイクスターズはアラン・ウェストオーバーHC、
ならびに根間洋一ACと2年契約を締結いたしました!

メールマガジン「From Lakes」でも予告しました通り、本日帰国したアラン・ウェストオーバーHCにインタビューしてきました!


―2年契約が決まり、来季もレイクスの指揮を執ることとなりました。
本当に嬉しいよ。
来季から2シーズン、チャンピオンを狙うチャンスをもらえたんだからね。
今日、一時帰国するけれど、また滋賀に戻ってこれると思うと嬉しいね。

―しかし、今季は悔しい敗戦でシーズンを終えることになりました。

全体を振り返れば、いいシーズンだったと言えると思う。
新しいコーチ、新しい選手、新しいシステムの1年目で33勝し、9連勝した。
チーム記録を更新できたことはひとつの成果だと、誇りに思っている。
ただやはり、シーズンの終わりは残念だったね。

―沖縄では、悔しい敗戦でした。4Qまでいい戦いをしましたが、敗れた原因はなんだったのでしょうか。

やはり、少し沖縄の大観衆、大歓声を前にナーバスになったのは否めないと思う。
4Q、シュートが入らなくなったことも、プレスに苦しんでターンオーバーしたことも、技術の問題というよりは、精神的な問題が大きいと思う。
これが来季、いい経験として我々を助けてくれることを願うね。
自信を持って臨むことが大事なんだ。
そこが、ああいう接戦で、一つ一つのプレイの差を生む。
シュートを打つにしろ、ディフェンスをするにしろ、リバウンドを取るにしろね。
ホームコートだったこともあるだろうし、同じメンバーで何年も戦っていることもあるだろうが、沖縄はずっと自信を持って戦っていた。
沖縄はファイナルまで、一貫して変わらなかった。
どんなときでも自信を持って戦うこと、そして自信を持って戦える状況を1年かけて作ること。
ホームコートアドバンテージをとることもそうだし、アウェイのビッグゲームを戦い抜ける自信をつけることもそう。
そこが、しいて言えば足りない部分だったと思うね。

―あとは、やはり故障者が痛かったですね。

もちろんだ。
(沖縄戦の初戦を欠場し、2戦目で強行復帰した)ニチィは言うまでもないが、肩を痛めたシンヤ、そしてワラも少し脚を痛めていて、万全の状態ではない選手が多かった。
でも、その状況で福岡には勝ったんだ。
あの試合も苦しかったが、よく勝ったと思う。
しかし沖縄では、福岡戦で好調だったペップのシュートが不調になり、シーズンを通してベストスコアラーだったレイも不調で、シンヤ、ワラも怪我で本調子ではなかったから、スコアが好調なのがジュリアス、岡田だけだった。
得点が2人に偏ってはやはり厳しい。
あとはやはり、もう少しファウルショット(=フリースロー)が欲しかったね。
第2戦、沖縄の得たフリースローは30本(15本成功)、我々は11本(7本成功)だ。
19本差だ。
これは大きい。
もしあと19本のフリースローがあったら、勝てていたさ(笑)

―悔しいですね。さて、来季はシャッフル・オフェンス2シーズン目となります。

1年目だから仕方ない面もあるが、今年はやはり時間がかかった。
ジュリアスの加入が9月になって、そこでまた一からやり直したりしていたから。
だが、来季は根間(AC)が最初からシャッフルを熟知した状態で臨めるし、残留したプレイヤーは一から学ぶ必要はないから、もっと準備を早められるはずだし、今季よりいい状態でシーズンインできるはずだよ。
もちろん来季の編成はこれからだし、合流のタイミングも含めてどうなるかわからないが、外国人選手も含めて8月中に開幕ロスター全員が揃って、練習がスタートできればベストだね。
あとは、若い選手にもっと試合を経験させるために、プレシーズンゲームをもう少し多くやりたいね。

―なるほど、戦力の底上げのために…。

今年のメンバーで言えば本多、伊戸、宮城、横江のような選手だ。
オーストラリアや米国では、シーズンオフの間にもいろんな短期リーグがあって、若い選手はそこでプレイするのが通例だ。そういうものが日本にもあれば、彼らのような若いプレイヤーがもっと成長できる機会が与えられるんだけどね。
ちなみに私もそこでコーチをして、コーチとしても実戦を積めた。
実戦に勝る経験はないからね。

―なるほど。オフの間はどう過ごしますか?

とても長い海外旅行を終えたからね(笑)
基本的には、家のあるメルボルンにいるつもりだよ。
ちょこちょことバスケットボールは見に行くと思うし、編成や練習について坂井(信介)GMや根間とも会議を続けていくけどね。

―今シーズン、初めての日本で不慣れな生活の中、本当にお疲れ様でした。最後に、レイクスブースターにメッセージをお願いします。

初めての体験をたくさんしたが、楽しい1年だったよ。
レイクスブースターのみなさんには、温かく迎えてもらえて本当に感謝している。
チームを最後まで信じてくれて、沖縄にもあんなに来てくれた。
みなさんを有明に連れて行きたかった。
幸運にも、私はもう一度そのチャンスがもらえた。
来季も、優勝を目指して
みなさんと共に戦うのが楽しみだよ!


(編集後記)
アランコーチ招聘から始まった今シーズン。
コーチと共に歩んだレイクスは、昨年よりも確かな成長を見せました。
どんなときでも変わらないコーチが率いた今シーズンのレイクスには、いつも「あるべき姿」が明確にイメージできていました。
いつも明快に、勝因も、敗因も語ってくれました。
シャッフル・オフェンスももちろんそうですが、コーチがそれ以上に追求したのは、毎日のように唱えていた「STAY TOGETHER」、「STICK TOGETHER」といった言葉に集約される、チームがひとつになって戦う姿でした。
来季のアランコーチにますます期待ですね!

この日、アランコーチの見送りには全員を見送ってきたワラ、シンヤを始め根間AC、ジュンペイ、シゲ、高畠練習生も駆けつけました!アランコーチとチームを支えてくださったジェニー夫人も含めて記念撮影。



空港に向かう電車でお別れし「来季もよろしくお願いします、コーチ!」というと、「もちろんだよ!」と満面の笑みを返してくれました!




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(4/27現在106社、昨季68社)

    

  










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