VOICE OF LAKES第10回。
今回はペップ!
ジョシュ・ペッパーズ選手のインタビューをお送りします。
昨季、レイクスには2月にラスト・ピース(最後のひとかけら)として加わり、マイキー・マーシャルとのダブルウイングが効果を発揮し始めたころに故障離脱しました。
ファーストラウンドで復帰し、セミファイナルでも活躍しましたが不完全燃焼だったペップ。
バイスキャプテンに就任した今季にかける思いは強いはずです。
たまたまこの日誕生日だったペップに、聞きました。
―今のチーム状態を教えてください。
非常にいいね。
強くプレイできているし、プレイオフに向けてもいい位置にきたと思う。
もちろん、今でもオフェンスをもっともっと習熟させていく過程にあるが、じょじょによくなってきているしね。
―なぜ強いのでしょう。
ディフェンスがよくなっているからさ。
特に意識が変わっているのがリバウンドだ。
みんなでリバウンドに行って、リバウンドで負けないように、という意識は格段に高まった。
シーズン当初はかみ合わないこともあったけどね。
みんなが、ディフェンス、リバウンドの重要性をわかってきたんだ。
スティールにつながる、速攻につながる、簡単なレイアップにつながる。
そこに気づいたんだ。
チームが今頃になって気づいた、ということではないよ。
「チームとしてどうやればそれができるか」という理解が高まってきた、ということだ。
―レイクスは今、4チームが2位の可能性があるという大混戦のさなかにいます。アマチュア時代も含めて、こんな状況をこれまで経験したことがありますか?
ないない(笑)
ないよ。
すごいよね、この順位表は。
この順位表に証明されていることだけど、bjリーグ、特に西地区は戦力が拮抗しているんだよ。
最下位のチームにしても、決して弱くないし、簡単に勝てるゲームなんてひとつもない。
52試合、全部がタフなゲームだと覚悟して臨まなければいけないんだ。
―さあ、プレイオフです。西地区で一番強いのは。
まあ、
レイクスだと思うよ。
確かに沖縄が一番勝ち星が多いけど、俺たちが一番強い。
沖縄も含め、あまたのチームに対して、相手をがっかりさせる勝ち方をしてきたはずだ。
ここまできたら、自信を持って戦うだけさ。
―自信さえあれば、勝てると?
プレイオフに入れば、重圧もあるし、それを受けていつものプレイができなくなることは往々にしてある。
でもそれは、不安があるからそうなる。
自信を持って戦えば、その状況は避けられる。
今年、たくさんのゲームを戦う中で、いい時もあれば、悪い時もあった。
チームは、その中でお互いを知った。
その自信を持って戦えば、有明や、ファイナルにいける。
いい結果が訪れるはずさ。
―個人的には、1月に怪我をしましたね。あの時はどう過ごしたのでしょう?
もちろんがっかりしたさ。
だけど、帰ってくるまでに何ができるか、を日々考えた。
まずはコンディションの維持のため、ジムに1日2-3回通った。
ジャンプができないから、とにかくシュートを打った。
それが帰ってきてからの好調に証明されていると思う。
もちろん、怪我はしないほうがいい。
だけど、怪我をしたら、その間にできることで、もっとうまくなるチャンスに変えるんだ。
―怪我の前後で、改めて自分の役割というのを整理したと思うのですが、今の役割はどう考えていますか?数字に表れるところでも、そうでない部分でも。
スタッツや得点面は一切関係ない。
今の自分の役割は、チームとして成熟する、チームがひとつになるための手助けだ。
チームメイト全員を、その気持ちにさせること。
リーダーシップを持って日々に臨み、チームがひとつになるための「接着剤」になれればいいと思う。
―その意味では、昨季と比べて、今のチームはどうだと思いますか?
昨季ももちろんいいチームだった。
特に、個人として得点できる能力、すごい数字を残せる選手がたくさんいた。
でも、今季はよりよい「チーム」なんだ。
タレント揃いなのは変わらないが、
お互いを高めよう、
チームメイトを助けよう、
チームメイトに上手くプレイさせようという意識が
より高いチームなんだ。
そこが、大きく違うところだ。
―優勝できますか?
俺たちは勝てると信じている。
それは意志だよ。
もちろん、結果は違うかもしれないが、俺は勝てると信じる。
―ブースターのみなさんへメッセージを。
今シーズンも、長きにわたるサポートをありがとう。
有明に一緒に行くことが、
一番のプレゼントだと思っています。
みんなで有明に行きましょう!
(編集後記)
怪我明けの、2/25千葉戦以降のペップの好調ぶりは、数字にはっきりと表れています。
3Pが
43.6%(シーズン平均36.0%)、2Pシュートにいたっては
67.4%(同58.3%)の数字をたたき出しています。
前半はややシュートに苦しんだペップでしたが、レイ、ユウにこのペップが加わったことで、レイクスのオフェンスが向上しています。
ムードメーカーであるペップはこの日も、誕生日ケーキを届けたはずのニチィにからかわれていました。
新潟戦の後、第一子となる娘さんを授かり、誕生日も含めおめでたいこと続きのペップに、まず大阪戦での大爆発を期待しましょう!
それではみなさま、ファイナルで。
―Playoffs2012 特別パートナー一覧―
(4/26現在87社、昨季68社)
かじ直タイヤ 寺田商事 森寺眼科医院 クリエ
水口テクノス 近江ボード 大辻税理士法人 うつみスポーツ鍼灸接骨院 エージェント
マルニ 富山歯科医院 らっく介護サービス 全労済滋賀県本部 S.O.W.
ステーキキッチン ボストンコモン 湖南司法書士事務所 カワカツ ARMS
リビングアンドヘルス エーデルマン ヤマコン展装 ジェイジェイエフ
上原フォートスタジオ 幸弘設備 中村勇工務店 ハピトレ整体スタジオ ここ・から
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