VOICE OF LAKES第12回。
今回はレイクスチアリーダーズより、キャプテン・ユミのインタビューをお届けします!
プロ野球のチアリーダーなど豊富なチア経験を持つユミは、昨シーズンの練習生時代を経て今季メンバーとなり、キャプテンにも就任しました。
今季のレイクスチアの思いはどこにあるのか、まずはキャプテンから届けていただきましょう。
―ユミさんがチアリーダーを目指したきっかけは。
高校のときの、高校野球との出会いがきっかけでした。
私は遅くまで授業があるコースだったので、毎日野球部のがんばる姿を見ていたんですね。
だから私が入学してから初めて甲子園に出たときに、すごく思い入れをもって応援にいったんです。
実は、テレビでしか見たことのない野球が嫌いでしたけど(笑)、今思えばそれは、応援する楽しさを知らなかったから。
球場に行くと、たった一つの勝利をかけてあれだけ多くの人が応援するわけです。
「私はもっと盛り上げたい。この人たちをもっと」と思ったんです。
で、高校でチアリーダーの部活を立ち上げようとしたんです。
でも今よりチアの普及度が低くて、動いてみたんですけど結局、部を作るまでにはいたらなかった。
それで絶対、大学に入ったらチアをやる!と思ってました。
―なるほど。大学時代に原点があるのですね。
いえ、実はそうでもなくて(笑)
実は大学時代は競技チアのほうに進んでしまったんです。
もうほんとに、人を投げたり、人の上に乗ったり、というあれです。
というのも、応援のチアリーディングは社会人になってからでもできるなあと思ったんですね。
でも競技チアは大学じゃないとちょっとできませんから。
でも3回生が終わって、部活を引退したところで、どうしても応援チアがやりたくなって、大学を1年休学して横浜ベイスターズのチアをやりました。4回生になってからは関西に帰ってきて、オリックス・バファローズのチアをやりました。
―そこまでくると、レイクスチアに入るのも自然な流れだったのですね。
これまた、そうでもなくて(笑)
実は卒業後は、チアから少し離れたんです。
ずーっとチアで走ってきて、社会人になって、ちょっと違う視点からこれからを考えようと思って、おととしの4月から彦根市の観光大使に応募して、勤めさせていただきました。
でも6月にレイクスチアのオーディションを受けて、メンバーとしての合格はいただいたんですが、観光大使の仕事があって試合を欠席することになるので、レイクスチアには練習生として入りました。
でも、練習でいっしょに踊るし、試合にもいるのに自分は出られない、という状況がだんだん悔しくなっていって。
自分で決めたことなのに、しんどくなった時期もありましたね。
それまで踊ることがイヤだなんて思ったこともなかったのに、その時はちょっとだけそう思いました。
―晴れて今年はメンバーとして、キャプテンとして活動しています。1年間の思いは爆発していると?
爆発してますね(笑)
「楽しい!」「やりたいことはこれだ!」と改めて思えた1年間でした。
ただ、キャプテンとしては最近まで悩んでいました。
アイミさんが築き上げていた昨季までのような色の濃いというか、個性豊かなチームを作れているかというと、まだまだです。
ワイワイ仲良くやる中で、なのか、ビシッとする、なのか、いろいろなスタイルがあるかと思いますが、どういう形であれ、まとめて、形を整えていくのがキャプテンの仕事なんですが、最初のころはどうこのチームを引っ張っていくのか、と悩んでましたね。
今は、このメンバーでよかったと思う瞬間もすごくあります。
―今のレイクスチアの状態は。
だいぶみんなが殻を破れてきた、という状態ですね。
毎回、みんながやりきれるようになってきたと感じますね。
勢いに乗れているというか。
3月くらいは、ここから上がれるか、それまでのレベルどまりなのか、というギリギリのラインにいた気がします。
でもレイクスのアウェイが続いて、試合がない期間、練習を重ねていたんですが、そこをよく生かすことができたと思います。福岡戦、信州戦はすごくよかった。
―さあプレイオフ、有明への道です。
もう、チームとしてはもちろん
「今年行かなくていつ行くんだ!!」
と思っています。
それくらい、チャンスはありますよね。
実はレイクスチアとしても、このチャンスはどうしてもモノにしたいんです。
今年、有明にどうしても行きたい。
プレイオフでは、いつもより高いテンションのブースターのみなさんに乗せてもらう部分もあります。
でも、私たちとしてもこれまでやってきたことが出ますし、出さなきゃだめです。
今年は大きくメンバーが入れ替わって、一度ブースターさんとの距離が開いたと思うんですよ。
でもやっとここへきて、メンバーも慣れてきて、ブースターさんとの交流もできるようになってきた。
このプレイオフではやってきたことを出し切って
「レイクスチアはこのメンバーじゃないと」
と思ってもらえるチャンスなんです。
―ここまでくるためには1シーズンという時間が必要だったんですね。
そうです。
そして、違いが出るのはここからなんです。
私は今年のチームを記憶に残るメンバーで作る、記憶に残るチームにしたいんです。
10人のうち9人しかいなかったら「なにか違う」と思われるくらいに。
それは、お客さんに対して必要な要素だ、というだけじゃなく、自分達にとってもそうなんです。
後から「レイクスチアに情熱を注いだ1年だった」、「楽しかった」、「あのブースターさん、いい顔していたな」と、いい思い出にできるかどうかは、ここからの気持ちの入れかたが大事なんです。
―有明に行きたいですね。
行きたいです!
繰り返しになりますが「今行かなくていつ行くんだ!!」です。
今、少しずつ有明用のパフォーマンスの練習を始めているんですよ。
いつもの会場も四方八方から見えているんですけど、有明は広くて大きいところなのでこれに「高さ」という要素が加わります。
だから360°から見えて美しくないといけない。
野球のチア時代は、どっちかというといつもの会場での間近の人に見えるような細かい動きというよりは、大きなフォーメーションの動きで見せる要素が大きな比重を占めていました。
有明はどっちの要素もある難しい場所。
いろんな所からの見え方を意識しないといけませんね。
…実は私も勉強不足なので、有明に出たことのあるエミから情報収集してます。
みんなも興味深々なので、エミに根掘り葉掘り聞いてますよ(笑)
―それでは最後に、ブースターのみなさんにメッセージをお願いします。
チームだけでなく、レイクスチアとしてもチャンスだと思っています。
勝ち負けは記録ですが、チアとしては、記憶に残したい。
だからプレイオフのホームゲームと有明で、すべてを出し切るつもりです。
普段、あえて「チアを見よう」と思っていないという方でも「いつもと何か違うな」と前に乗り出すような、そんなパフォーマンスをしたいと思いますので、
ぜひ県立体育館へ、足を運んでください!
(編集後記)
レイクスチアには、バスケットボールチームとはまた違う難しさがあります。
勝っても負けても、安定したパフォーマンスを求められます。
競技チアと、応援を主体とするチアの違いがあり、スポーツの応援のチアでも、競技の持つ会場の広さに応じた違い。
チアのメンバーも、それぞれの経験に基づくバックグラウンドが大きく違います。
そのメンバーが、本当にひとつになって踊るから、レイクスチアは面白いんです。
今回のVOICE OF LAKES登場メンバーには、そのへんも聞いていきますので、お楽しみに。
普段は「踊りで語る」メンバーの思いを、まずは感じていただきたいと思います。
それではみなさま、ファイナルで。
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