-Road to THE FINALS- 滋賀レイクスターズ プレイオフ特設ブログ2012

VOICE OF LAKES #30―根間洋一AC

VOICE OF LAKES第30回。
今回は、アラン・ウェストオーバーHCと同時に2年契約を更新した、根間洋一ACのインタビューをお伝えします!

VOICE OF LAKES #30―根間洋一AC

―2年契約を結びました。その理由は。
まず、今季の悔しさを取り返したい、レイクスで優勝したいというのが一番の理由です。
指導者人生との中で、アラン・ウェストオーバーHCとの出会いが非常に大きい。
もう少し、コーチのもとで勉強したいという気持ちもあります。
そういう現場でのことがまず大前提ですが、今やっているレイクスのバスケットボールスクールを通じて、バスケットボールという競技の振興、発展に尽くしたいというのも(契約を継続する)動機付けになりましたね。

―なるほど。指導者として、2つのテーマを持っているわけですね。

スクールでの指導は、トップチームのレイクスと同じくらい大きなテーマとして取り組んできました。
ひとつのスクールを担当して指導する、というステージでしたが、スクールが今の規模(6校)に拡大するのに伴って、カリキュラムを整備したり全体を監修したりといった仕事も増えてきました。
まだまだ、各校の指導者それぞれの指導スキルという意味でも、練習メニュー、カリキュラムという意味でも、もっとステップアップしていけるし、そうしないといけない。
バスケットを指導するに当たっては、2時間、3時間といった単位で教える単発の「クリニック」というプログラムもあるんですが、スクールとして開催するからには「週1回クリニックがある」というレベルではダメなんです。
同じ練習を何回もやるなかで、継続して指導していくことの意味をより発揮していかないと。
実は、スクールで教える上でも、(アラン)コーチとの出会いは大きかったんですよ。

―といいますと?

コーチもオーストラリアでトップチームとユースチームを長く教えた経験があるから、引き出しが多いんですよ。
それから、選手に積極性を求めること。
やはり、日本の子どもというのは、悔しいときの感情表現だったり、本当のプレイの場、対人の場での声出しだったりと、バスケットに必要な要素が苦手なんですよ。
そして、積極性を求めつつ、こちら側の意図や、努力、改善を求めるポイントを具体的にして、何度も言い続ける。
コーチが今年、チームにシャッフル・オフェンスを指導するに当たっても、何度も何度も、同じことを言い続けるんですよ。
で、その言い続けたことが後半、形になってくるんです。
これはすごかった。
口をすっぱくして、言い続けることの大事さを感じましたね。

―なるほど。レイクスに話が戻ってきたのでお聞きします。カンファレンス・セミファイナル、沖縄に一歩及ばなかった点はどこだったのでしょうか。

沖縄戦の前にも言いましたが、やはりリバウンドやルーズボールなど球際の強さはすごかった。
とはいえ、本当に、大きな差はなかったです。
ちょっとした、ボタンの掛け違えなのかなだと思えるくらいに。
ただ、沖縄はラスト3分の強さがある。
レイクスとの試合でも、有明での京都戦、浜松戦でも並里(成)、(アンソニー・)マクヘンリーが個の力で膠着状態を打開していたけれど、そうできるだけの余裕がチームにある。
ああいう緊迫した場面で、確実にフィニッシュする力というか…。
それは、もちろん彼ら一人ひとりがもつ個の決定力という側面もありますけど、その決定力を局面、局面できちんと発揮できるように役割分担が徹底しているんですよ。
そこがチームの力。
たとえば京都戦で山内(盛久)が立て続けに得点したりといったことがありますけど、それもシーズン通して役割分担ができているから、あれだけ積極的にシュートを打っていけるんですよね。
ここは、4シーズンほぼ同じメンバーで戦っていることが大きいように感じますね。
悔しいのは、やはりこの沖縄に対して、アウェイで戦わなくてはならない状況を作ってしまったこと。
ラストの大阪戦で負けたのもそうですが、シーズンの序盤、中盤にもったいない試合を落とさなければ2位になるチャンスはありましたからね。

―レイクスも、来季はアランコーチ2年目です。来季のレイクスの成長、成熟について聞かせてください。

今季は戦術とか、戦い方のベースをある程度作れたと思うんです。
来季は、そこに肉付けしていくイメージですね。
オフェンスはシャッフルのレベルアップ、ディフェンスはシーズン通して共通認識のもとに遂行すること。
今年、共通認識や意識はだいぶレベルアップしたと思います。
ただまだその動きを無意識でできるレベルにはいっていないし、まだまだ過渡期です。
考えて、意識してやる、というレベルではやはり判断が遅くなるし、いざというときにその判断遅れは決定的な差になるんですよ。
プレイオフで沖縄と戦ったり、有明に行ったり、というレベルの試合になると、この差が大きくなります。
そこのところを、どうやってレベルアップを図るか、ですね。

―指導者として個人の振り返り、来季への課題は。

まずは、スカウティングの技術をもっと上げたいですね。
スカウティングした結果、ビデオを見せて説明すると「こういうチームだと、こういうポイントに対するスカウティングが要る」と指摘を受けたりしていました。
コーチの求めるレベルのスカウティングが当たり前のようにできている、という状態にしたいですね。
そして、コーチともっとコミュニケーションをとる為にも、英語力です。
練習中、突発的に「あ、この話!」というときに、まだまだ難しいですから。
あとは、若い選手の指導をもっと時間を割きたいですね。
今年、けっして充分とはいえませんでしたから。
ほかにも
できることは何かをもっと、もっと考えます。
…そのためにも、少しだけお休みをいただいて心と体を切り替えたいですね。

―ぜひ「一休み」してください。では最後に、ブースターのみなさんへメッセージを。

レイクスができて4年が過ぎ、僕が来てからも、もう2年が過ぎました。
毎年、求められるレベルが上がっているのは分かっているし、それ相応のプレッシャーも感じています。
それに来季こそは、ぜひともその期待に応えたいですね。
みなさんと一緒に有明にいって、優勝したい。
そのために、
来季もまた熱いサポートをお願いします!


(編集後記)
もしかしたら、根間ACはチームでアランコーチの影響を一番受けたのかもしれません。
HC代行を経験したあと、再びACに戻り、新しいオフェンスや指導方法を学んだ転機のシーズンだったことは間違いないでしょう。
アランコーチの指導のもと、多くを吸収したそうです。
ACとしても、スクールの指導者としても、ますます磨きのかかる根間ACの活躍に期待しましょう。
…当ブログも、あと2人のインタビューを残すのみとなりました。
来週には完結いたします。

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Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2012年06月01日21:00
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