VOICE OF LAKES #7-レイ・ニクソン
VOICE OF LAKES第7回。
今回はレイ・ニクソンのインタビューをお届けします。
今年のレイクスに一番大きな変化をもたらしたのが、このレイの存在です。
シャッフル・オフェンスという新しいスタイルの中で、レイは大きなキーでした。
メインポジションはPF、しかしあるときはSF、そしてガード陣にファウルトラブルや故障があるときはSGも務めるリーグ屈指のオールラウンダー、レイ。
プレイタイムも最も多く、まさに「レイクスの心臓」といえる選手です。
浜松で昨季優勝したほか、ウィスコンシン大学時代にはNCAAトーナメントで全米ベスト8に入った経験を持つレイに、チームの現状とプレイオフについて聞きました。

―今のチームの状態をどう見ていますか?
とてもいいね。
よくやっていると思う。
お互いを助けあい、尊敬しあいながらプレイするという気持ちを持っている。
今が、今シーズンで一番いい状態で戦えている。
本当の意味で、チームとして戦えているんだ。
いい時も悪い時もあったけどね。
―具体的にはいつがいい時で、いつが悪いときでしたか?
勝っている時がいい時で、負けている時が悪い時さ(笑)
シーズンは長いからあまりよく覚えていないけど、最初は勝っていたよね。
そこから連勝ができなくなったり、連敗するシリーズがあったりしたね。
―レイクスの強さはどこだと思いますか?
「PLAY TOGETHER」だね。
みんな同じページにいる(注:本のページになぞらえ、チームのみんなが同じ共通認識を持っている、という意味)し、みんながディフェンスをしたいと思っているし、ボールを分け合うことができる。
本当の意味で、チームとして戦えているんだ。

―それができてきたのは、いつからだと思いますか?
このチームには最初からケミストリーがちゃんとあった。
もちろん、メンバーが疲れている時もあったし、悪いゲームをしてしまうことだってある。
だが、夏から練習でも、試合でも、たくさんのバスケットボールをやってきた。
長いスパンでチームケミストリーがどう、と感じることはない。
むしろ、試合ごとのパフォーマンスが安定しない問題のほうが大きかったと思う。
―個人としてのパフォーマンスはどう評価していますか?
シーズンを通して、ほぼOKというレベルだ。
チームに貢献することはできたかなと思うね。
もともと得点するにしても、リバウンドをとるにしても、ディフェンスをするにしても、自分にできることでチームに貢献できればいい。
その意味では、OKだ。
―シャッフル・オフェンスの中、PF、SF、SGの3つのポジションをこなしてきました。難しくなかったですか?
今はメインでPFをプレイし、ときどきSFやSGをしている状態だけど、何の問題もないよ。
大学のころもこの3ポジションをやっていたし、子供のころは全部のポジションをやっていた。
だからマルチポジションをこなすのは、自分にとっては普通のことだ。
その中でも「ナチュラル・ポジション(本来のポジション)は?」といわれれば、SFだと思っているけどね。
―さあ、プレイオフです。ここから必要なものは。
「BE FRESH」。
常に、心身共にフレッシュな状態でいることだ。
それから、常に自信を持ってプレイすることだね。
―昨季、浜松では東地区1位で通過、カンファレンスセミファイナルをホームで戦いました。ファーストラウンドをホーム開催することと、違いはありますか?
もちろんそうなればいいけど、今のレイクスならさして違いはないと思うね。
それを証明するかのように、ホーム(18勝8敗)とアウェイ(4試合を残して14勝8敗)の記録もほとんど同じだ。
問題は相手とどう戦うか、自分達がどうプレイできるか、ということだからね。
自分がプレイする上でも、ほとんどアウェイだからといってデメリットを感じることはないよ。
いつも通り、自分達の戦いをするだけさ。
―なるほど。西地区で一番手ごわいと思うチームは?
それも、どこが来ても変わりはない。
プレイオフはどのチームも、違う精神状態で戦ってくる。
「負けたら明日はない」とね。
それはレギュラーシーズンとはまったく違う。
だからどこか特定のチームを指して、ここが強い、あるいはそうではない、というのは言えないね。
―ブースターのみなさんにメッセージを。
いつもサポートをありがとう。
いいプレイができた時もあったし、そうでない時もあったけど、いつも皆さんのサポートは変わらなかった。
ファイナルズに行くこと、有明に行くことだけじゃなくて、
「勝つために行くんだ」
という気持ちを前面に出して戦う。
そのために、最高のバスケットボールをするよ。
(編集後記)
短い言葉の中にいろんな事実をこめるレイから感じるのは、強い自信と信念です。
ディフェンスに専念することもあれば、トップスコアラーになることもある。
12/3埼玉戦(東近江)での逆転3P、1/22沖縄戦(野洲)での逆転3Pなど、クラッチシュートをたくさん決めてきたレイですが、ボールを闇雲に欲しがるわけでもなく、ポジションの中で、プレイの流れの中でベストの選択をする選手です。
2/26日千葉戦(守山)、自身の大活躍で延長戦に持ち込んだものの、2点差で得た最後のFTの2投目を外して1点差で負けた試合で、レイは印象深いコメントを残しています。
その試合、「負けたけど、いいプレイをしたのでは?」と聞くと「最悪の気分だ。自分が試合を通していいプレイをしたかどうかは関係ない。最後、勝つチャンスがあったのに逃したのが悔しい」と振り返りました。
すべては勝つために。
レイはそれを、言葉でなくプレイで語る選手です。
残り試合とプレイオフ、ぜひレイのプレイに注目していただきたいと思います。
それではみなさま、ファイナルで。
―Playoffs2012 特別パートナー一覧―
(4/16現在35社、昨季68社)
今回はレイ・ニクソンのインタビューをお届けします。
今年のレイクスに一番大きな変化をもたらしたのが、このレイの存在です。
シャッフル・オフェンスという新しいスタイルの中で、レイは大きなキーでした。
メインポジションはPF、しかしあるときはSF、そしてガード陣にファウルトラブルや故障があるときはSGも務めるリーグ屈指のオールラウンダー、レイ。
プレイタイムも最も多く、まさに「レイクスの心臓」といえる選手です。
浜松で昨季優勝したほか、ウィスコンシン大学時代にはNCAAトーナメントで全米ベスト8に入った経験を持つレイに、チームの現状とプレイオフについて聞きました。
―今のチームの状態をどう見ていますか?
とてもいいね。
よくやっていると思う。
お互いを助けあい、尊敬しあいながらプレイするという気持ちを持っている。
今が、今シーズンで一番いい状態で戦えている。
本当の意味で、チームとして戦えているんだ。
いい時も悪い時もあったけどね。
―具体的にはいつがいい時で、いつが悪いときでしたか?
勝っている時がいい時で、負けている時が悪い時さ(笑)
シーズンは長いからあまりよく覚えていないけど、最初は勝っていたよね。
そこから連勝ができなくなったり、連敗するシリーズがあったりしたね。
―レイクスの強さはどこだと思いますか?
「PLAY TOGETHER」だね。
みんな同じページにいる(注:本のページになぞらえ、チームのみんなが同じ共通認識を持っている、という意味)し、みんながディフェンスをしたいと思っているし、ボールを分け合うことができる。
本当の意味で、チームとして戦えているんだ。
―それができてきたのは、いつからだと思いますか?
このチームには最初からケミストリーがちゃんとあった。
もちろん、メンバーが疲れている時もあったし、悪いゲームをしてしまうことだってある。
だが、夏から練習でも、試合でも、たくさんのバスケットボールをやってきた。
長いスパンでチームケミストリーがどう、と感じることはない。
むしろ、試合ごとのパフォーマンスが安定しない問題のほうが大きかったと思う。
―個人としてのパフォーマンスはどう評価していますか?
シーズンを通して、ほぼOKというレベルだ。
チームに貢献することはできたかなと思うね。
もともと得点するにしても、リバウンドをとるにしても、ディフェンスをするにしても、自分にできることでチームに貢献できればいい。
その意味では、OKだ。
―シャッフル・オフェンスの中、PF、SF、SGの3つのポジションをこなしてきました。難しくなかったですか?
今はメインでPFをプレイし、ときどきSFやSGをしている状態だけど、何の問題もないよ。
大学のころもこの3ポジションをやっていたし、子供のころは全部のポジションをやっていた。
だからマルチポジションをこなすのは、自分にとっては普通のことだ。
その中でも「ナチュラル・ポジション(本来のポジション)は?」といわれれば、SFだと思っているけどね。
―さあ、プレイオフです。ここから必要なものは。
「BE FRESH」。
常に、心身共にフレッシュな状態でいることだ。
それから、常に自信を持ってプレイすることだね。
―昨季、浜松では東地区1位で通過、カンファレンスセミファイナルをホームで戦いました。ファーストラウンドをホーム開催することと、違いはありますか?
もちろんそうなればいいけど、今のレイクスならさして違いはないと思うね。
それを証明するかのように、ホーム(18勝8敗)とアウェイ(4試合を残して14勝8敗)の記録もほとんど同じだ。
問題は相手とどう戦うか、自分達がどうプレイできるか、ということだからね。
自分がプレイする上でも、ほとんどアウェイだからといってデメリットを感じることはないよ。
いつも通り、自分達の戦いをするだけさ。
―なるほど。西地区で一番手ごわいと思うチームは?
それも、どこが来ても変わりはない。
プレイオフはどのチームも、違う精神状態で戦ってくる。
「負けたら明日はない」とね。
それはレギュラーシーズンとはまったく違う。
だからどこか特定のチームを指して、ここが強い、あるいはそうではない、というのは言えないね。
―ブースターのみなさんにメッセージを。
いつもサポートをありがとう。
いいプレイができた時もあったし、そうでない時もあったけど、いつも皆さんのサポートは変わらなかった。
ファイナルズに行くこと、有明に行くことだけじゃなくて、
「勝つために行くんだ」
という気持ちを前面に出して戦う。
そのために、最高のバスケットボールをするよ。
(編集後記)
短い言葉の中にいろんな事実をこめるレイから感じるのは、強い自信と信念です。
ディフェンスに専念することもあれば、トップスコアラーになることもある。
12/3埼玉戦(東近江)での逆転3P、1/22沖縄戦(野洲)での逆転3Pなど、クラッチシュートをたくさん決めてきたレイですが、ボールを闇雲に欲しがるわけでもなく、ポジションの中で、プレイの流れの中でベストの選択をする選手です。
2/26日千葉戦(守山)、自身の大活躍で延長戦に持ち込んだものの、2点差で得た最後のFTの2投目を外して1点差で負けた試合で、レイは印象深いコメントを残しています。
その試合、「負けたけど、いいプレイをしたのでは?」と聞くと「最悪の気分だ。自分が試合を通していいプレイをしたかどうかは関係ない。最後、勝つチャンスがあったのに逃したのが悔しい」と振り返りました。
すべては勝つために。
レイはそれを、言葉でなくプレイで語る選手です。
残り試合とプレイオフ、ぜひレイのプレイに注目していただきたいと思います。
それではみなさま、ファイナルで。
―Playoffs2012 特別パートナー一覧―
(4/16現在35社、昨季68社)
かじ直タイヤ
水口テクノス 近江ボード 大辻税理士法人 うつみスポーツ鍼灸接骨院 エージェント
富山歯科医院 らっく介護サービス 全労済滋賀県本部 S.O.W.
ステーキキッチン ボストンコモン 湖南司法書士事務所
リビングアンドヘルス エーデルマン ヤマコン展装
富山歯科医院 らっく介護サービス 全労済滋賀県本部 S.O.W.
ステーキキッチン ボストンコモン 湖南司法書士事務所
リビングアンドヘルス エーデルマン ヤマコン展装
VOICE OF LAKES #32―小川伸也
VOICE OF LAKES #31―坂井信介代表兼GM
VOICE OF LAKES #30―根間洋一AC
VOICE OF LAKES #29―アラン・ウェストオーバーHC
VOICE OF LAKES #28―ブライアント・マークソン
VOICE OF LAKES #27―ジョシュ・ペッパーズ
VOICE OF LAKES #31―坂井信介代表兼GM
VOICE OF LAKES #30―根間洋一AC
VOICE OF LAKES #29―アラン・ウェストオーバーHC
VOICE OF LAKES #28―ブライアント・マークソン
VOICE OF LAKES #27―ジョシュ・ペッパーズ
Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2012年04月17日10:22