-Road to THE FINALS- 滋賀レイクスターズ プレイオフ特設ブログ2012

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VOICE OF LAKES #2-小川伸也

VOICE OF LAKES第2回。
今日はシンヤのインタビューをお届けします!
今シーズンから新たにキャプテンに就任したシンヤは絶好調でシーズンイン。10/22-23大分戦では週間MVPを獲得する活躍を見せるも、11月の島根戦、高松戦で故障してしまいます。
以降は満足に練習ができず、復帰後もいまひとつ調子に乗れず、「自分のプレイには納得がいかない」ともどかしさを漏らしたこともありました。
本人は多くを語りませんが、キャプテンとして、シャッフル・オフェンスの司令塔として、今季の重圧は昨季の比ではないはず。
そんなシンヤに今シーズンの戦いと、チームの現状を語ってもらいました。





―キャプテンとして迎えた今シーズンを振り返ってもらえますか?

正直なところ、終わったことに対してはそこまでの感情がないんです。
「あのころはどうだったなあ」と振り返るには最近すぎるし、何より今はシーズン中ですから。
2月、初めて4連敗したとき、周囲によく「4連敗だ」と騒がれてしまいましたけど、僕は特に焦りはなかった。
同一カードで連敗したのは大阪戦だけで、あとは全部1勝1敗できていて、そのめぐり合わせでしたから。
もちろん、連勝できていないのは課題でしたけどね。
でも、もともと連勝するのは難しいですし、あの4連敗は、昨季の6連敗とは違います。


―自身のパフォーマンスについては?
11月に故障してからの怪我明けしばらくは試合に出ない、練習もフルにできていない…という中で、やはりうまくいかなかったですね。
自分のプレイと周りが今ひとつずれているというか…、そういうしっくりこない感触がありました。
あとは2月、疲れが出てきているのがわかりましたね。
体が重かったんです。
その意味で、3月のバイウィーク(3、4日の試合のない週)が助かりました。
実はあの時期、風邪をひいてしまって、用心して家で休んでいたんですが、今思うとあれは本当にいいリフレッシュになったのかな、と思います。あと3月は、根間さん(AC)に個人練習に付き合ってもらってシューティングしながら、課題を整理していったりする時間をとったんですが、それもよかった。
今は、いい感覚でやれていますよ。


―そのバロメーターとなるのは、やはりシュートですか?

そうですね。
ただそれは「入るか入らないか」ではなく「いい感覚で打てているか」です。
やはり、悪かったころは怪我でトレーニングができなかったことが最大の原因でした。
今は、トレーニングがきちんとできているからこそ、バランスがよくて、いい感覚で打てている。
あと、チームがよくなったきっかけは、先月の秋田戦ですね。

―スターターの変更(シンヤ、ゴメスに代えてワラ、ジュリアスをスターターで起用した)で勝ったことですか?
そうです。
あれは大きいと思います。
試合の週の、あれは火曜日だったかな…。
コーチが僕とニチィ(ディオニシオ・ゴメス)を呼んで「2Qを何とかしたい。先発でなく、2Qから試合に出て得点とゲームコントロールを頼みたい」という話があったんです。

―今シーズン、故障したとき以外はほぼ先発でした。悔しさはなかったですか?

それが、今回はまったく感じなかったですね。不思議なくらいに。
むしろチームの課題の改善を任されたので「やってやるぞ」という気持ちになっていました。
もちろん、ニチィはコーチから聞かされたあと、悔しそうでした。
それまで先発して、きちんと仕事をしていた選手としては当然の感情ですよね。
僕もたぶん去年だったら、悔しかったと思います。
でもニチィはすぐ僕のところに来て、「シンヤ、俺たちでリーダーシップをとって、やろう」と言ってきたんです。
そのへんの切り替えの早さは、さすがだな、すごいなと思いました。

―それにしても2Qは劇的に改善されましたね。秋田戦からの平均得点は20.3点。10点前後が多かった今年の2Qを考えるとすごい。
2QはもともとJさん(波多野和也)がいるアドバンテージがあるんですが、それを生かしきれていませんでした。
故障から復帰後、ここにきてだいぶいいリズムでプレイしていると思います。Jさんは外国人ともマッチアップできるからスイッチも使えるし、ディフェンスはいいしリバウンドもとれる。
Jさん、B(ブライアント・マークソン)、ジュンペイが出ているところに、僕とニチィの2人が加わる形ですが、まずニチィがセンターのポジションに入って、あのスピードでボールを運び、相手のセンターがマークにつききれない中でボールを周りに供給する。あるいはそのままバスケットにアタックする。
それが結構、効果的なんだと思います。
そういう流れの中では、僕が外からシュートを打つ機会も増えますからそこは積極的にいき、決めるという強い気持ちでいってますね。

で、1Qはというとワラさんがすごくいい形でディフェンスから勢いを作ってくれる。
ワラさんは先発でもベンチでも同じように勢いをつけてくれる存在なんですけど、今はこのローテーションがベストだと思いますね。
先発に回ったジュリアス(・アシュビー)もいいリズムでプレイできていますし、流れがいいですから。





―さあ、今年もプレイオフがまたやってきます。

気づけば残り8試合ですけど、まだシーズンまっただ中だという感覚ですね。
順位が確定していればもう少し違うのでしょうが、現実的には2位から、ヘタをすると6位までの可能性があるわけですし、ここからあたるチームも強いところばかりです。
プレイオフに向けても大事なんですが、そのためにもまずは今、今週末の戦いです。
やはりホームでやりたいですからね。


―昨プレイオフ、ホームの大歓声の中で京都を倒しました。そのことはよく覚えていますか?

いや、実はあまり…(笑)
お客さんがいっぱい入っていて、すごくいい雰囲気だったことはぼやっと覚えていますけどね。
やっぱり、そのあと沖縄で負けたことのほうをよく思い出しますよ。
悔しかったですからね。

―今季は、昨季とはまったく違うチームで臨むことになります。

沖縄に負けたときは、負ける原因、ポイントがいろいろありました。
今年のチームは、やるべきことをみんなやっている印象です。
チームの決まりごとも、徹底されている。
だから勝ったときも、負けたときも、理由がきちんと特定できます。
コーチのおかげで、個々の役割がより明確なのが大きいと思うんですけどね。


―今週末はついに、「運命の」といってもいい福岡戦です。

いいチームですから、厳しい戦いになると思います。
ですが、久しぶりのホームゲーム。
ここからまた、調子を上げていきたいですね!



(編集後記)
今季、シンヤは新しく加わったキャプテンとしての役割、シャッフル・オフェンスの司令塔としての役割を改めて問い続け、追求し続けるシーズンを送っています。
試合に負けたあとは、具体的な敗因を語る前に、必ずといっていいほどこう始めます。
「チームとして、やるべきことができなかった」と。
当たり前のように聞こえる言葉ですが、裏返せば、やるべきことが見えているということでもあります。
ここからのシンヤの活躍にも、ご期待ください!

それではみなさま、ファイナルで。
…次回は本日から登場する予定のあの品についてお話しします!



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Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2012年04月07日09:15



VOICE OF LAKES

VOICE OF LAKES #1-アラン・ウェストオーバーHC

滋賀レイクスターズは4/1大分ヒートデビルズ戦の勝利により、2011-2012シーズンのbjリーグウェスタン・カンファレンス6位以上が確定し、
プレイオフ進出が決定いたしました!!!!


プレイオフ進出決定を受けて、プレイオフ特設ブログもリニューアルして帰ってまいりました!
プレイオフに関するあらゆる情報、プレイオフに向かうレイクスのあらゆる情報を、どんどんお伝えしてまいります。
みなさま、どんどんご覧ください!
昨年同様、油断しているとあっという間に更新していきます。

さあ、今シーズンのプレイオフ特設ブログのスタートとなる第1回は、看板コーナー「VOICE OF LAKES」からお送りします。
第1回はわれらがアラン・ウェストオーバーHCのインタビューをお届けします。
テーマは、オーストラリア・NBLのプレイオフでも豊富な経験を持つアランHCにとっての
「プレイオフとは」





―アランコーチにとっての「プレイオフ」とは、どんなものなのでしょう?
プレイオフは、この1シーズンのすべてをぶつけるもの。
練習も、レギュラーシーズンの試合も、すべてはこのプレイオフに出て、チャンピオンシップを勝ち取るためにある。
チームが、それまでの積み重ねを経て、ベストのバスケットボールを見せる時だ。
そしてプレイオフは、1年でもっともモチベーションを高めていける時でもある。
この仕事をしていて、プレイオフに出られないことがこの時期に決まっていることほど、つまらないことはないからね。もちろん練習も試合もするんだけど、最大の目標を失っているから、何のためにプレイしているのか、コーチしているのか、選手もコーチもわからなくなってしまうんだよ。
幸いにも我々は今季、プレイオフ進出を確定した上に、もっと上を狙える位置にいる。
今週の福岡戦をはじめ、残り試合はすべてタフな試合になるだろうが、できるだけ多く勝ち、できるだけ高い位置でプレイオフに入りたいね。

―アランHCは豪州NBLコーチ時代にもプレイオフをたくさん経験しています。印象深いのは?

やっぱり、2006年、2008年に優勝したときだね。
4年連続でファイナルに出たが、2度は勝って2度は負けた。

―勝ったとき、負けたときのそれぞれの要因は?

もう、そこまでいけばチームに問題があったり、圧倒的な差があるわけじゃない。
ただ、出ていってプレイをするだけだ。
その時、ベストなプレイをしたほうが勝つ。
それだけだね。





―さあレイクスは、ここからプレイオフへ、どう準備していきますか?
レギュラーシーズンと何も変わらないよ。
今週末の試合への準備と同じ事を、ファイナルに出るときも同じようにやる。
もちろん、もっと精度を上げていくことは必要だけど、やり方そのものを変えるつもりはない。

―bjリーグ1年目のシーズン、どういう点に苦労しましたか?

1年前には本当に、このリーグの事を聞いたこともなかったからね。
まず、自分のチームの選手を知ること、相手を知ること、レフリーの傾向。
そういうことに、思ったより時間がかかったと思う。

―そうした状況で今年戦ってきて、今の成績(28勝16敗)をどう評価していますか?

1点差、2点差の接戦を4試合ほど落とした。
それを勝てていればもっとよかったんだけどね。
今現在の順位はあまり気にしていないけど、もちろんここから残り8試合は意味合いが変わってくる。


―ここ8試合は7勝1敗です。チームの状態がいい原因は。

仙台、高松、大分とアウェイゲームが続いたことがチームケミストリー(チームメイト同士が「化学反応」するように、相乗効果を発揮することを意味する)にとってよかったね。
3週間、移動や宿泊で時間を共にして、お互いの理解が深まっていると思う。
今の雰囲気をホームゲームでも発揮してくれればいいね。

―3/10秋田戦でスターターを変更したこと(シンヤ、ニチィからワラ、ジュリアスへ変更)で、リズムがよくなったように思いますが…
確かに(シンヤ、ニチィの入った)2Qはリズムがよくなって、いいローテーションができていると思う。
もともと私にとっては、スターターが誰かはそんなに重要じゃない。
それよりも、40分のゲームなんだから、5人のユニットをどうローテーションするかが大事なんだ。
うちには少なくとも10人、優秀な選手がいる。
だからプレイタイムも、ボールも、得点も分け合うことができるんだ。
もっと言えば、誰が得点をするかも、関係ない。
相手のディフェンスがに対してそれが一番効果的ならば、一人が40点とったっていいんだ。

―ファイナルに出るには、プレイオフで西地区を勝ち抜かなくてはなりません。アランコーチは西地区で一番強いチームはどこだと思いますか?1位は沖縄ですが、2位大阪には4連敗しています。

間違いなく沖縄だと思う。
西地区だけでなく、リーグでベストのチームだ。
ただ、我々は沖縄を2度倒している。
勝てると思うよ。


―今週、来週は大事なホーム4連戦。レイクスブースターのみなさんの前で戦えますね。

レイクスブースターのみなさんには、ホームでも、そしてアウェイでも毎試合信じられないほどのサポートを受けてきた。新しい選手、新しいコーチで迎えてまだ1年目の今季、チームにとってその声援がどれだけ力になったかを思うと、感謝してもしきれない。
だからこそ、プレイオフに向けて準備ができるホーム4連戦では、もっとたくさんの方に会場に来てもらって、今まで以上の応援で、我々をいっそうサポートしてほしいね。


―そのレイクスブースターのみなさんにメッセージをお願いします。
みなさんと一緒に戦い、勝利を勝ち取りたいです。
是非足を運んでください。
アリーナで会いましょう!



(編集後記)
大きな期待、そしてその期待と同じくらい大きな不安が入り混じり、1試合ごと、そしてワンプレイごとに一喜一憂するのがこの時期。だからこそここからプレイオフまでが楽しいんだ、すべてはこの時のためにやっているんだ、というコーチの言葉には、豊富な経験に裏打ちされた力強さが感じられますね!
まずは4/7(土)・4/8(日)、目下のライバルとの大一番、ライジング福岡戦(滋賀県立体育館)が迫っています。
アランコーチと共に、戦いましょう!

さて、昨年に引き続き、今年のプレイオフブログも、このあいさつで締めくくります。
それではみなさま、ファイナルで!

…次回はプレイオフのホーム開催が決まった場合の試合日程について、ご案内します。



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Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2012年04月05日19:34



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