VOICE OF LAKES #12-ユミ
VOICE OF LAKES第12回。
今回はレイクスチアリーダーズより、キャプテン・ユミのインタビューをお届けします!
プロ野球のチアリーダーなど豊富なチア経験を持つユミは、昨シーズンの練習生時代を経て今季メンバーとなり、キャプテンにも就任しました。
今季のレイクスチアの思いはどこにあるのか、まずはキャプテンから届けていただきましょう。

―ユミさんがチアリーダーを目指したきっかけは。
高校のときの、高校野球との出会いがきっかけでした。
私は遅くまで授業があるコースだったので、毎日野球部のがんばる姿を見ていたんですね。
だから私が入学してから初めて甲子園に出たときに、すごく思い入れをもって応援にいったんです。
実は、テレビでしか見たことのない野球が嫌いでしたけど(笑)、今思えばそれは、応援する楽しさを知らなかったから。
球場に行くと、たった一つの勝利をかけてあれだけ多くの人が応援するわけです。
「私はもっと盛り上げたい。この人たちをもっと」と思ったんです。
で、高校でチアリーダーの部活を立ち上げようとしたんです。
でも今よりチアの普及度が低くて、動いてみたんですけど結局、部を作るまでにはいたらなかった。
それで絶対、大学に入ったらチアをやる!と思ってました。
―なるほど。大学時代に原点があるのですね。
いえ、実はそうでもなくて(笑)
実は大学時代は競技チアのほうに進んでしまったんです。
もうほんとに、人を投げたり、人の上に乗ったり、というあれです。
というのも、応援のチアリーディングは社会人になってからでもできるなあと思ったんですね。
でも競技チアは大学じゃないとちょっとできませんから。
でも3回生が終わって、部活を引退したところで、どうしても応援チアがやりたくなって、大学を1年休学して横浜ベイスターズのチアをやりました。4回生になってからは関西に帰ってきて、オリックス・バファローズのチアをやりました。

―そこまでくると、レイクスチアに入るのも自然な流れだったのですね。
これまた、そうでもなくて(笑)
実は卒業後は、チアから少し離れたんです。
ずーっとチアで走ってきて、社会人になって、ちょっと違う視点からこれからを考えようと思って、おととしの4月から彦根市の観光大使に応募して、勤めさせていただきました。
でも6月にレイクスチアのオーディションを受けて、メンバーとしての合格はいただいたんですが、観光大使の仕事があって試合を欠席することになるので、レイクスチアには練習生として入りました。
でも、練習でいっしょに踊るし、試合にもいるのに自分は出られない、という状況がだんだん悔しくなっていって。
自分で決めたことなのに、しんどくなった時期もありましたね。
それまで踊ることがイヤだなんて思ったこともなかったのに、その時はちょっとだけそう思いました。
―晴れて今年はメンバーとして、キャプテンとして活動しています。1年間の思いは爆発していると?
爆発してますね(笑)
「楽しい!」「やりたいことはこれだ!」と改めて思えた1年間でした。
ただ、キャプテンとしては最近まで悩んでいました。
アイミさんが築き上げていた昨季までのような色の濃いというか、個性豊かなチームを作れているかというと、まだまだです。
ワイワイ仲良くやる中で、なのか、ビシッとする、なのか、いろいろなスタイルがあるかと思いますが、どういう形であれ、まとめて、形を整えていくのがキャプテンの仕事なんですが、最初のころはどうこのチームを引っ張っていくのか、と悩んでましたね。
今は、このメンバーでよかったと思う瞬間もすごくあります。

―今のレイクスチアの状態は。
だいぶみんなが殻を破れてきた、という状態ですね。
毎回、みんながやりきれるようになってきたと感じますね。
勢いに乗れているというか。
3月くらいは、ここから上がれるか、それまでのレベルどまりなのか、というギリギリのラインにいた気がします。
でもレイクスのアウェイが続いて、試合がない期間、練習を重ねていたんですが、そこをよく生かすことができたと思います。福岡戦、信州戦はすごくよかった。
―さあプレイオフ、有明への道です。
もう、チームとしてはもちろん
「今年行かなくていつ行くんだ!!」
と思っています。
それくらい、チャンスはありますよね。
実はレイクスチアとしても、このチャンスはどうしてもモノにしたいんです。
今年、有明にどうしても行きたい。
プレイオフでは、いつもより高いテンションのブースターのみなさんに乗せてもらう部分もあります。
でも、私たちとしてもこれまでやってきたことが出ますし、出さなきゃだめです。
今年は大きくメンバーが入れ替わって、一度ブースターさんとの距離が開いたと思うんですよ。
でもやっとここへきて、メンバーも慣れてきて、ブースターさんとの交流もできるようになってきた。
このプレイオフではやってきたことを出し切って「レイクスチアはこのメンバーじゃないと」
と思ってもらえるチャンスなんです。
―ここまでくるためには1シーズンという時間が必要だったんですね。
そうです。
そして、違いが出るのはここからなんです。
私は今年のチームを記憶に残るメンバーで作る、記憶に残るチームにしたいんです。
10人のうち9人しかいなかったら「なにか違う」と思われるくらいに。
それは、お客さんに対して必要な要素だ、というだけじゃなく、自分達にとってもそうなんです。
後から「レイクスチアに情熱を注いだ1年だった」、「楽しかった」、「あのブースターさん、いい顔していたな」と、いい思い出にできるかどうかは、ここからの気持ちの入れかたが大事なんです。
―有明に行きたいですね。
行きたいです!
繰り返しになりますが「今行かなくていつ行くんだ!!」です。
今、少しずつ有明用のパフォーマンスの練習を始めているんですよ。
いつもの会場も四方八方から見えているんですけど、有明は広くて大きいところなのでこれに「高さ」という要素が加わります。
だから360°から見えて美しくないといけない。
野球のチア時代は、どっちかというといつもの会場での間近の人に見えるような細かい動きというよりは、大きなフォーメーションの動きで見せる要素が大きな比重を占めていました。
有明はどっちの要素もある難しい場所。
いろんな所からの見え方を意識しないといけませんね。
…実は私も勉強不足なので、有明に出たことのあるエミから情報収集してます。
みんなも興味深々なので、エミに根掘り葉掘り聞いてますよ(笑)

―それでは最後に、ブースターのみなさんにメッセージをお願いします。
チームだけでなく、レイクスチアとしてもチャンスだと思っています。
勝ち負けは記録ですが、チアとしては、記憶に残したい。
だからプレイオフのホームゲームと有明で、すべてを出し切るつもりです。
普段、あえて「チアを見よう」と思っていないという方でも「いつもと何か違うな」と前に乗り出すような、そんなパフォーマンスをしたいと思いますので、
ぜひ県立体育館へ、足を運んでください!
(編集後記)
レイクスチアには、バスケットボールチームとはまた違う難しさがあります。
勝っても負けても、安定したパフォーマンスを求められます。
競技チアと、応援を主体とするチアの違いがあり、スポーツの応援のチアでも、競技の持つ会場の広さに応じた違い。
チアのメンバーも、それぞれの経験に基づくバックグラウンドが大きく違います。
そのメンバーが、本当にひとつになって踊るから、レイクスチアは面白いんです。
今回のVOICE OF LAKES登場メンバーには、そのへんも聞いていきますので、お楽しみに。
普段は「踊りで語る」メンバーの思いを、まずは感じていただきたいと思います。
それではみなさま、ファイナルで。

今回はレイクスチアリーダーズより、キャプテン・ユミのインタビューをお届けします!
プロ野球のチアリーダーなど豊富なチア経験を持つユミは、昨シーズンの練習生時代を経て今季メンバーとなり、キャプテンにも就任しました。
今季のレイクスチアの思いはどこにあるのか、まずはキャプテンから届けていただきましょう。

―ユミさんがチアリーダーを目指したきっかけは。
高校のときの、高校野球との出会いがきっかけでした。
私は遅くまで授業があるコースだったので、毎日野球部のがんばる姿を見ていたんですね。
だから私が入学してから初めて甲子園に出たときに、すごく思い入れをもって応援にいったんです。
実は、テレビでしか見たことのない野球が嫌いでしたけど(笑)、今思えばそれは、応援する楽しさを知らなかったから。
球場に行くと、たった一つの勝利をかけてあれだけ多くの人が応援するわけです。
「私はもっと盛り上げたい。この人たちをもっと」と思ったんです。
で、高校でチアリーダーの部活を立ち上げようとしたんです。
でも今よりチアの普及度が低くて、動いてみたんですけど結局、部を作るまでにはいたらなかった。
それで絶対、大学に入ったらチアをやる!と思ってました。
―なるほど。大学時代に原点があるのですね。
いえ、実はそうでもなくて(笑)
実は大学時代は競技チアのほうに進んでしまったんです。
もうほんとに、人を投げたり、人の上に乗ったり、というあれです。
というのも、応援のチアリーディングは社会人になってからでもできるなあと思ったんですね。
でも競技チアは大学じゃないとちょっとできませんから。
でも3回生が終わって、部活を引退したところで、どうしても応援チアがやりたくなって、大学を1年休学して横浜ベイスターズのチアをやりました。4回生になってからは関西に帰ってきて、オリックス・バファローズのチアをやりました。

―そこまでくると、レイクスチアに入るのも自然な流れだったのですね。
これまた、そうでもなくて(笑)
実は卒業後は、チアから少し離れたんです。
ずーっとチアで走ってきて、社会人になって、ちょっと違う視点からこれからを考えようと思って、おととしの4月から彦根市の観光大使に応募して、勤めさせていただきました。
でも6月にレイクスチアのオーディションを受けて、メンバーとしての合格はいただいたんですが、観光大使の仕事があって試合を欠席することになるので、レイクスチアには練習生として入りました。
でも、練習でいっしょに踊るし、試合にもいるのに自分は出られない、という状況がだんだん悔しくなっていって。
自分で決めたことなのに、しんどくなった時期もありましたね。
それまで踊ることがイヤだなんて思ったこともなかったのに、その時はちょっとだけそう思いました。
―晴れて今年はメンバーとして、キャプテンとして活動しています。1年間の思いは爆発していると?
爆発してますね(笑)
「楽しい!」「やりたいことはこれだ!」と改めて思えた1年間でした。
ただ、キャプテンとしては最近まで悩んでいました。
アイミさんが築き上げていた昨季までのような色の濃いというか、個性豊かなチームを作れているかというと、まだまだです。
ワイワイ仲良くやる中で、なのか、ビシッとする、なのか、いろいろなスタイルがあるかと思いますが、どういう形であれ、まとめて、形を整えていくのがキャプテンの仕事なんですが、最初のころはどうこのチームを引っ張っていくのか、と悩んでましたね。
今は、このメンバーでよかったと思う瞬間もすごくあります。

―今のレイクスチアの状態は。
だいぶみんなが殻を破れてきた、という状態ですね。
毎回、みんながやりきれるようになってきたと感じますね。
勢いに乗れているというか。
3月くらいは、ここから上がれるか、それまでのレベルどまりなのか、というギリギリのラインにいた気がします。
でもレイクスのアウェイが続いて、試合がない期間、練習を重ねていたんですが、そこをよく生かすことができたと思います。福岡戦、信州戦はすごくよかった。
―さあプレイオフ、有明への道です。
もう、チームとしてはもちろん
「今年行かなくていつ行くんだ!!」
と思っています。
それくらい、チャンスはありますよね。
実はレイクスチアとしても、このチャンスはどうしてもモノにしたいんです。
今年、有明にどうしても行きたい。
プレイオフでは、いつもより高いテンションのブースターのみなさんに乗せてもらう部分もあります。
でも、私たちとしてもこれまでやってきたことが出ますし、出さなきゃだめです。
今年は大きくメンバーが入れ替わって、一度ブースターさんとの距離が開いたと思うんですよ。
でもやっとここへきて、メンバーも慣れてきて、ブースターさんとの交流もできるようになってきた。
このプレイオフではやってきたことを出し切って「レイクスチアはこのメンバーじゃないと」
と思ってもらえるチャンスなんです。
―ここまでくるためには1シーズンという時間が必要だったんですね。
そうです。
そして、違いが出るのはここからなんです。
私は今年のチームを記憶に残るメンバーで作る、記憶に残るチームにしたいんです。
10人のうち9人しかいなかったら「なにか違う」と思われるくらいに。
それは、お客さんに対して必要な要素だ、というだけじゃなく、自分達にとってもそうなんです。
後から「レイクスチアに情熱を注いだ1年だった」、「楽しかった」、「あのブースターさん、いい顔していたな」と、いい思い出にできるかどうかは、ここからの気持ちの入れかたが大事なんです。
―有明に行きたいですね。
行きたいです!
繰り返しになりますが「今行かなくていつ行くんだ!!」です。
今、少しずつ有明用のパフォーマンスの練習を始めているんですよ。
いつもの会場も四方八方から見えているんですけど、有明は広くて大きいところなのでこれに「高さ」という要素が加わります。
だから360°から見えて美しくないといけない。
野球のチア時代は、どっちかというといつもの会場での間近の人に見えるような細かい動きというよりは、大きなフォーメーションの動きで見せる要素が大きな比重を占めていました。
有明はどっちの要素もある難しい場所。
いろんな所からの見え方を意識しないといけませんね。
…実は私も勉強不足なので、有明に出たことのあるエミから情報収集してます。
みんなも興味深々なので、エミに根掘り葉掘り聞いてますよ(笑)

―それでは最後に、ブースターのみなさんにメッセージをお願いします。
チームだけでなく、レイクスチアとしてもチャンスだと思っています。
勝ち負けは記録ですが、チアとしては、記憶に残したい。
だからプレイオフのホームゲームと有明で、すべてを出し切るつもりです。
普段、あえて「チアを見よう」と思っていないという方でも「いつもと何か違うな」と前に乗り出すような、そんなパフォーマンスをしたいと思いますので、
ぜひ県立体育館へ、足を運んでください!
(編集後記)
レイクスチアには、バスケットボールチームとはまた違う難しさがあります。
勝っても負けても、安定したパフォーマンスを求められます。
競技チアと、応援を主体とするチアの違いがあり、スポーツの応援のチアでも、競技の持つ会場の広さに応じた違い。
チアのメンバーも、それぞれの経験に基づくバックグラウンドが大きく違います。
そのメンバーが、本当にひとつになって踊るから、レイクスチアは面白いんです。
今回のVOICE OF LAKES登場メンバーには、そのへんも聞いていきますので、お楽しみに。
普段は「踊りで語る」メンバーの思いを、まずは感じていただきたいと思います。
それではみなさま、ファイナルで。
―Playoffs2012 特別パートナー一覧―
(4/27現在106社、昨季68社)
(4/27現在106社、昨季68社)

かじ直タイヤ 寺田商事 森寺眼科医院 クリエ 大戸警備保障
水口テクノス 近江ボード 大辻税理士法人 うつみスポーツ鍼灸接骨院 エージェント
マルニ 富山歯科医院 らっく介護サービス 全労済滋賀県本部 S.O.W.
ステーキキッチン ボストンコモン 湖南司法書士事務所 カワカツ ARMS
リビングアンドヘルス エーデルマン ヤマコン展装 ジェイジェイエフ
上原フォートスタジオ 幸弘設備 中村勇工務店 ハピトレ整体スタジオ ここ・から
エナジープラス カイロプラクティック院 守山新聞センター 中部ペプシコーラ販売
大新建設 ランバー拓 月の輪自動車教習所 清原 あたか飯店 大津創寫館
守建設 八田スポーツカイロプラクティック ヒロセ SHIMADA エールコーポレーション
焼肉れすとらん 平和亭 西友商店 いわまの甜水 大津給食センター
クレープリー・クランデール フラワーデザインコスモス 山本花店 ヤススポーツ
竹仁興産 皇子山動物病院 BORERO 松喜屋 ニシオカ ム-ヴ
英会話教室 ダイヤモンドヘッド
マルニ 富山歯科医院 らっく介護サービス 全労済滋賀県本部 S.O.W.
ステーキキッチン ボストンコモン 湖南司法書士事務所 カワカツ ARMS
リビングアンドヘルス エーデルマン ヤマコン展装 ジェイジェイエフ
上原フォートスタジオ 幸弘設備 中村勇工務店 ハピトレ整体スタジオ ここ・から
エナジープラス カイロプラクティック院 守山新聞センター 中部ペプシコーラ販売
大新建設 ランバー拓 月の輪自動車教習所 清原 あたか飯店 大津創寫館
守建設 八田スポーツカイロプラクティック ヒロセ SHIMADA エールコーポレーション
焼肉れすとらん 平和亭 西友商店 いわまの甜水 大津給食センター
クレープリー・クランデール フラワーデザインコスモス 山本花店 ヤススポーツ
竹仁興産 皇子山動物病院 BORERO 松喜屋 ニシオカ ム-ヴ
英会話教室 ダイヤモンドヘッド
VOICE OF LAKES #11-ジュリアス・アシュビー
VOICE OF LAKES第11回。
今回はジュリアス・アシュビー選手のインタビューをお届けいたします。
高松、東京、新潟を経てジュリアスは今季からレイクスに加入。
ゴール下の守護神、そして唯一のローポストスコアラーとして、ニチィとともにレイクスのインサイドを支えています。
アウトサイドの強力シューター陣がいいリズムでシュートを打てるかどうかは、ジュリアスのインサイドでリズムを作れるか、という部分が非常に大きいんです。
コートではあまり笑顔を見せないジュリアスですが、コート外ではいたって天真爛漫です。
今シーズンの戦いと、2006-07シーズンに高松で、2008-2009シーズンに東京でファイナルに進出したジュリアス。
その経験をもとに、プレイオフでどう戦うべきかを語ってもらいました。

―今シーズンの戦いを振り返ってください。
とてもいいと思うね。
いろんなアップダウンがあったけど、現段階で2位になれるチャンスはまだある。
本当は1位がいちばんいいんだけどね。
勝つべき試合はたくさんあったし、接戦を落としてしまったのが痛かったと思う。
―今、チームは好調です。この要因は。
リズムだと思う。
オフェンスも、ディフェンスも、リズムがよくなった。
―なるほど。ジュリアス選手もその「リズム」をインサイドから作ることで貢献していますが、シャッフル・オフェンスにおける自分の役割はなんだと思いますか?
あまり自分では、貢献しているかどうかはわからないけど、そうだといってくれるなら嬉しいね(笑)
実はシャッフル・オフェンスといえど、他チームとそんなに大きな違いがあるとは思わない。
こと、自分の役割という意味ではね。
インサイドのプレイヤーとして、スクリーンをかけること、ローポストで得点すること。
強いて言うなら、このオフェンスではスクリーンの重要度が高いね。

―ジュリアス選手は高松、東京の在籍時にファイナル進出経験があります。そのときの思い出は。
とても後悔している。
高松のときも、東京のときも、勝てなかった。
次にチャンスがあれば、勝つために何をするかはわかっているつもりだ。
―プレイオフのゲーム、そしてファイナルのゲームの間に違いはありますか?
それはない。
ただ、プレイオフのゲームとレギュラーシーズンは雲泥の差がある。
みんなが勝ちたいと思ってあたってくる。
一つ一つのプレイに、雲泥の差があるんだ。
―そのプレイオフに勝つためには、何が必要ですか?
プレイオフに入ったらまずはディフェンス。
最近はよくできているけれど、今からさらに110%、くらいの気持ちでいかなくてはね。
とにかくアグレッシブに。
リラックスしてはいけない。
オフェンスでも、スペシャルプレイがあるかどうかはまだ言えないが、いろんなオプションを使うと思う。
これもリラックスしてはいけないんだ。

―今年は過去最高レベルの争いが繰り広げられている西地区。プレイオフを戦う上で、最も強いのはどこのチームだと思いますか?
沖縄、大阪、京都、そして俺たちはトップ4だと思っている。
そこに力の差はないと思うから、その問いに対する答えはない。
本当にね。
だから、一発勝負だ。
そのゲームでどうプレイできるか。
そこにかかっている。
―平常心で臨むのがいいのか、特別な強い気持ちを持って臨むのか。どちらがいいんでしょう。
どちらも重要だ。
特別なゲームだが、平常心で臨めなければ力は発揮できない。
そのバランスが大事だと思うね。
40分のゲームの中でも、波がある。
熱くなることが必要な時間もあるし、クールになる局面も必要だ。
―2/18富山戦。今季、レイクスのホームゲームでもっとも沸いたのが、ジュリアス選手のブザービーターでした。制御不能なほどに盛り上がったあの瞬間を、振り返ってもらえますか?
バスケットボール人生で初めてのことだったからね。
本当に興奮した。
今思い出しても、楽しいね。
―あの時と同じような興奮を、ブースターの皆さんは望んでいます。メッセージを。
bjリーグは本当に長いシーズン。
1年間、たくさんのサポートをありがとう。
有明に行くことも大事だが、まずその前に、
みなさんの前で戦える
ホームのプレイオフを勝つことだ。
チャンピオンは、その先にある。
その先にいけるように、全力を尽くすよ!
(編集後記)
今季、ジュリアスはいつもドラマの真ん中にいました。
2/18富山戦のブザービーターはもちろんですが、1/30宮崎戦(都城)でもドラマがありました。
1点リードの最後の攻撃がはずれ、リバウンドをとられたところで相手を止めようとしたファウルが痛恨のクリアパスファウル。
「不運だった」と振り返ったこのワンプレイが、悪夢の4連敗の始まりとなりました。
しかしその連敗を振り払ったのも、またジュリアスでした。
2/12京都戦(ハンナリーズアリーナ)、ガード陣がファウルトラブルとなる苦しいゲームを、後半のゴール下の得点で何とかつなぎ、逆転。連敗ストップに貢献しました。
ジュリアスがプレイオフで見せるドラマ、それはきっと勝利につながるはずです。
それではみなさま、ファイナルで。
―Playoffs2012 特別パートナー一覧―
(4/26現在94社、昨季68社)

今回はジュリアス・アシュビー選手のインタビューをお届けいたします。
高松、東京、新潟を経てジュリアスは今季からレイクスに加入。
ゴール下の守護神、そして唯一のローポストスコアラーとして、ニチィとともにレイクスのインサイドを支えています。
アウトサイドの強力シューター陣がいいリズムでシュートを打てるかどうかは、ジュリアスのインサイドでリズムを作れるか、という部分が非常に大きいんです。
コートではあまり笑顔を見せないジュリアスですが、コート外ではいたって天真爛漫です。
今シーズンの戦いと、2006-07シーズンに高松で、2008-2009シーズンに東京でファイナルに進出したジュリアス。
その経験をもとに、プレイオフでどう戦うべきかを語ってもらいました。

―今シーズンの戦いを振り返ってください。
とてもいいと思うね。
いろんなアップダウンがあったけど、現段階で2位になれるチャンスはまだある。
本当は1位がいちばんいいんだけどね。
勝つべき試合はたくさんあったし、接戦を落としてしまったのが痛かったと思う。
―今、チームは好調です。この要因は。
リズムだと思う。
オフェンスも、ディフェンスも、リズムがよくなった。
―なるほど。ジュリアス選手もその「リズム」をインサイドから作ることで貢献していますが、シャッフル・オフェンスにおける自分の役割はなんだと思いますか?
あまり自分では、貢献しているかどうかはわからないけど、そうだといってくれるなら嬉しいね(笑)
実はシャッフル・オフェンスといえど、他チームとそんなに大きな違いがあるとは思わない。
こと、自分の役割という意味ではね。
インサイドのプレイヤーとして、スクリーンをかけること、ローポストで得点すること。
強いて言うなら、このオフェンスではスクリーンの重要度が高いね。

―ジュリアス選手は高松、東京の在籍時にファイナル進出経験があります。そのときの思い出は。
とても後悔している。
高松のときも、東京のときも、勝てなかった。
次にチャンスがあれば、勝つために何をするかはわかっているつもりだ。
―プレイオフのゲーム、そしてファイナルのゲームの間に違いはありますか?
それはない。
ただ、プレイオフのゲームとレギュラーシーズンは雲泥の差がある。
みんなが勝ちたいと思ってあたってくる。
一つ一つのプレイに、雲泥の差があるんだ。
―そのプレイオフに勝つためには、何が必要ですか?
プレイオフに入ったらまずはディフェンス。
最近はよくできているけれど、今からさらに110%、くらいの気持ちでいかなくてはね。
とにかくアグレッシブに。
リラックスしてはいけない。
オフェンスでも、スペシャルプレイがあるかどうかはまだ言えないが、いろんなオプションを使うと思う。
これもリラックスしてはいけないんだ。

―今年は過去最高レベルの争いが繰り広げられている西地区。プレイオフを戦う上で、最も強いのはどこのチームだと思いますか?
沖縄、大阪、京都、そして俺たちはトップ4だと思っている。
そこに力の差はないと思うから、その問いに対する答えはない。
本当にね。
だから、一発勝負だ。
そのゲームでどうプレイできるか。
そこにかかっている。
―平常心で臨むのがいいのか、特別な強い気持ちを持って臨むのか。どちらがいいんでしょう。
どちらも重要だ。
特別なゲームだが、平常心で臨めなければ力は発揮できない。
そのバランスが大事だと思うね。
40分のゲームの中でも、波がある。
熱くなることが必要な時間もあるし、クールになる局面も必要だ。
―2/18富山戦。今季、レイクスのホームゲームでもっとも沸いたのが、ジュリアス選手のブザービーターでした。制御不能なほどに盛り上がったあの瞬間を、振り返ってもらえますか?
バスケットボール人生で初めてのことだったからね。
本当に興奮した。
今思い出しても、楽しいね。
―あの時と同じような興奮を、ブースターの皆さんは望んでいます。メッセージを。
bjリーグは本当に長いシーズン。
1年間、たくさんのサポートをありがとう。
有明に行くことも大事だが、まずその前に、
みなさんの前で戦える
ホームのプレイオフを勝つことだ。
チャンピオンは、その先にある。
その先にいけるように、全力を尽くすよ!
(編集後記)
今季、ジュリアスはいつもドラマの真ん中にいました。
2/18富山戦のブザービーターはもちろんですが、1/30宮崎戦(都城)でもドラマがありました。
1点リードの最後の攻撃がはずれ、リバウンドをとられたところで相手を止めようとしたファウルが痛恨のクリアパスファウル。
「不運だった」と振り返ったこのワンプレイが、悪夢の4連敗の始まりとなりました。
しかしその連敗を振り払ったのも、またジュリアスでした。
2/12京都戦(ハンナリーズアリーナ)、ガード陣がファウルトラブルとなる苦しいゲームを、後半のゴール下の得点で何とかつなぎ、逆転。連敗ストップに貢献しました。
ジュリアスがプレイオフで見せるドラマ、それはきっと勝利につながるはずです。
それではみなさま、ファイナルで。
―Playoffs2012 特別パートナー一覧―
(4/26現在94社、昨季68社)

かじ直タイヤ 寺田商事 森寺眼科医院 クリエ
水口テクノス 近江ボード 大辻税理士法人 うつみスポーツ鍼灸接骨院 エージェント
マルニ 富山歯科医院 らっく介護サービス 全労済滋賀県本部 S.O.W.
ステーキキッチン ボストンコモン 湖南司法書士事務所 カワカツ ARMS
リビングアンドヘルス エーデルマン ヤマコン展装 ジェイジェイエフ
上原フォートスタジオ 幸弘設備 中村勇工務店 ハピトレ整体スタジオ ここ・から
エナジープラス カイロプラクティック院 守山新聞センター 中部ペプシコーラ販売
大新建設 ランバー拓 月の輪自動車教習所 清原 あたか飯店 大津創寫館
守建設 八田スポーツカイロプラクティック ヒロセ SHIMADA エールコーポレーション
焼肉れすとらん 平和亭 西友商店 いわまの甜水 大津給食センター
クレープリー・クランデール フラワーデザインコスモス 山本花店 ヤススポーツ
竹仁興産 皇子山動物病院
マルニ 富山歯科医院 らっく介護サービス 全労済滋賀県本部 S.O.W.
ステーキキッチン ボストンコモン 湖南司法書士事務所 カワカツ ARMS
リビングアンドヘルス エーデルマン ヤマコン展装 ジェイジェイエフ
上原フォートスタジオ 幸弘設備 中村勇工務店 ハピトレ整体スタジオ ここ・から
エナジープラス カイロプラクティック院 守山新聞センター 中部ペプシコーラ販売
大新建設 ランバー拓 月の輪自動車教習所 清原 あたか飯店 大津創寫館
守建設 八田スポーツカイロプラクティック ヒロセ SHIMADA エールコーポレーション
焼肉れすとらん 平和亭 西友商店 いわまの甜水 大津給食センター
クレープリー・クランデール フラワーデザインコスモス 山本花店 ヤススポーツ
竹仁興産 皇子山動物病院
VOICE OF LAKES #10-ジョシュ・ペッパーズ
VOICE OF LAKES第10回。
今回はペップ!
ジョシュ・ペッパーズ選手のインタビューをお送りします。
昨季、レイクスには2月にラスト・ピース(最後のひとかけら)として加わり、マイキー・マーシャルとのダブルウイングが効果を発揮し始めたころに故障離脱しました。
ファーストラウンドで復帰し、セミファイナルでも活躍しましたが不完全燃焼だったペップ。
バイスキャプテンに就任した今季にかける思いは強いはずです。
たまたまこの日誕生日だったペップに、聞きました。

―今のチーム状態を教えてください。
非常にいいね。
強くプレイできているし、プレイオフに向けてもいい位置にきたと思う。
もちろん、今でもオフェンスをもっともっと習熟させていく過程にあるが、じょじょによくなってきているしね。
―なぜ強いのでしょう。
ディフェンスがよくなっているからさ。
特に意識が変わっているのがリバウンドだ。
みんなでリバウンドに行って、リバウンドで負けないように、という意識は格段に高まった。
シーズン当初はかみ合わないこともあったけどね。
みんなが、ディフェンス、リバウンドの重要性をわかってきたんだ。
スティールにつながる、速攻につながる、簡単なレイアップにつながる。
そこに気づいたんだ。
チームが今頃になって気づいた、ということではないよ。
「チームとしてどうやればそれができるか」という理解が高まってきた、ということだ。

―レイクスは今、4チームが2位の可能性があるという大混戦のさなかにいます。アマチュア時代も含めて、こんな状況をこれまで経験したことがありますか?
ないない(笑)
ないよ。
すごいよね、この順位表は。
この順位表に証明されていることだけど、bjリーグ、特に西地区は戦力が拮抗しているんだよ。
最下位のチームにしても、決して弱くないし、簡単に勝てるゲームなんてひとつもない。
52試合、全部がタフなゲームだと覚悟して臨まなければいけないんだ。
―さあ、プレイオフです。西地区で一番強いのは。
まあ、レイクスだと思うよ。
確かに沖縄が一番勝ち星が多いけど、俺たちが一番強い。
沖縄も含め、あまたのチームに対して、相手をがっかりさせる勝ち方をしてきたはずだ。
ここまできたら、自信を持って戦うだけさ。
―自信さえあれば、勝てると?
プレイオフに入れば、重圧もあるし、それを受けていつものプレイができなくなることは往々にしてある。
でもそれは、不安があるからそうなる。
自信を持って戦えば、その状況は避けられる。
今年、たくさんのゲームを戦う中で、いい時もあれば、悪い時もあった。
チームは、その中でお互いを知った。
その自信を持って戦えば、有明や、ファイナルにいける。
いい結果が訪れるはずさ。

―個人的には、1月に怪我をしましたね。あの時はどう過ごしたのでしょう?
もちろんがっかりしたさ。
だけど、帰ってくるまでに何ができるか、を日々考えた。
まずはコンディションの維持のため、ジムに1日2-3回通った。
ジャンプができないから、とにかくシュートを打った。
それが帰ってきてからの好調に証明されていると思う。
もちろん、怪我はしないほうがいい。
だけど、怪我をしたら、その間にできることで、もっとうまくなるチャンスに変えるんだ。
―怪我の前後で、改めて自分の役割というのを整理したと思うのですが、今の役割はどう考えていますか?数字に表れるところでも、そうでない部分でも。
スタッツや得点面は一切関係ない。
今の自分の役割は、チームとして成熟する、チームがひとつになるための手助けだ。
チームメイト全員を、その気持ちにさせること。
リーダーシップを持って日々に臨み、チームがひとつになるための「接着剤」になれればいいと思う。
―その意味では、昨季と比べて、今のチームはどうだと思いますか?
昨季ももちろんいいチームだった。
特に、個人として得点できる能力、すごい数字を残せる選手がたくさんいた。
でも、今季はよりよい「チーム」なんだ。
タレント揃いなのは変わらないが、
お互いを高めよう、
チームメイトを助けよう、
チームメイトに上手くプレイさせようという意識が
より高いチームなんだ。
そこが、大きく違うところだ。
―優勝できますか?
俺たちは勝てると信じている。
それは意志だよ。
もちろん、結果は違うかもしれないが、俺は勝てると信じる。
―ブースターのみなさんへメッセージを。
今シーズンも、長きにわたるサポートをありがとう。
有明に一緒に行くことが、
一番のプレゼントだと思っています。
みんなで有明に行きましょう!
(編集後記)
怪我明けの、2/25千葉戦以降のペップの好調ぶりは、数字にはっきりと表れています。
3Pが43.6%(シーズン平均36.0%)、2Pシュートにいたっては67.4%(同58.3%)の数字をたたき出しています。
前半はややシュートに苦しんだペップでしたが、レイ、ユウにこのペップが加わったことで、レイクスのオフェンスが向上しています。
ムードメーカーであるペップはこの日も、誕生日ケーキを届けたはずのニチィにからかわれていました。
新潟戦の後、第一子となる娘さんを授かり、誕生日も含めおめでたいこと続きのペップに、まず大阪戦での大爆発を期待しましょう!
それではみなさま、ファイナルで。
―Playoffs2012 特別パートナー一覧―
(4/26現在87社、昨季68社)

今回はペップ!
ジョシュ・ペッパーズ選手のインタビューをお送りします。
昨季、レイクスには2月にラスト・ピース(最後のひとかけら)として加わり、マイキー・マーシャルとのダブルウイングが効果を発揮し始めたころに故障離脱しました。
ファーストラウンドで復帰し、セミファイナルでも活躍しましたが不完全燃焼だったペップ。
バイスキャプテンに就任した今季にかける思いは強いはずです。
たまたまこの日誕生日だったペップに、聞きました。

―今のチーム状態を教えてください。
非常にいいね。
強くプレイできているし、プレイオフに向けてもいい位置にきたと思う。
もちろん、今でもオフェンスをもっともっと習熟させていく過程にあるが、じょじょによくなってきているしね。
―なぜ強いのでしょう。
ディフェンスがよくなっているからさ。
特に意識が変わっているのがリバウンドだ。
みんなでリバウンドに行って、リバウンドで負けないように、という意識は格段に高まった。
シーズン当初はかみ合わないこともあったけどね。
みんなが、ディフェンス、リバウンドの重要性をわかってきたんだ。
スティールにつながる、速攻につながる、簡単なレイアップにつながる。
そこに気づいたんだ。
チームが今頃になって気づいた、ということではないよ。
「チームとしてどうやればそれができるか」という理解が高まってきた、ということだ。

―レイクスは今、4チームが2位の可能性があるという大混戦のさなかにいます。アマチュア時代も含めて、こんな状況をこれまで経験したことがありますか?
ないない(笑)
ないよ。
すごいよね、この順位表は。
この順位表に証明されていることだけど、bjリーグ、特に西地区は戦力が拮抗しているんだよ。
最下位のチームにしても、決して弱くないし、簡単に勝てるゲームなんてひとつもない。
52試合、全部がタフなゲームだと覚悟して臨まなければいけないんだ。
―さあ、プレイオフです。西地区で一番強いのは。
まあ、レイクスだと思うよ。
確かに沖縄が一番勝ち星が多いけど、俺たちが一番強い。
沖縄も含め、あまたのチームに対して、相手をがっかりさせる勝ち方をしてきたはずだ。
ここまできたら、自信を持って戦うだけさ。
―自信さえあれば、勝てると?
プレイオフに入れば、重圧もあるし、それを受けていつものプレイができなくなることは往々にしてある。
でもそれは、不安があるからそうなる。
自信を持って戦えば、その状況は避けられる。
今年、たくさんのゲームを戦う中で、いい時もあれば、悪い時もあった。
チームは、その中でお互いを知った。
その自信を持って戦えば、有明や、ファイナルにいける。
いい結果が訪れるはずさ。

―個人的には、1月に怪我をしましたね。あの時はどう過ごしたのでしょう?
もちろんがっかりしたさ。
だけど、帰ってくるまでに何ができるか、を日々考えた。
まずはコンディションの維持のため、ジムに1日2-3回通った。
ジャンプができないから、とにかくシュートを打った。
それが帰ってきてからの好調に証明されていると思う。
もちろん、怪我はしないほうがいい。
だけど、怪我をしたら、その間にできることで、もっとうまくなるチャンスに変えるんだ。
―怪我の前後で、改めて自分の役割というのを整理したと思うのですが、今の役割はどう考えていますか?数字に表れるところでも、そうでない部分でも。
スタッツや得点面は一切関係ない。
今の自分の役割は、チームとして成熟する、チームがひとつになるための手助けだ。
チームメイト全員を、その気持ちにさせること。
リーダーシップを持って日々に臨み、チームがひとつになるための「接着剤」になれればいいと思う。
―その意味では、昨季と比べて、今のチームはどうだと思いますか?
昨季ももちろんいいチームだった。
特に、個人として得点できる能力、すごい数字を残せる選手がたくさんいた。
でも、今季はよりよい「チーム」なんだ。
タレント揃いなのは変わらないが、
お互いを高めよう、
チームメイトを助けよう、
チームメイトに上手くプレイさせようという意識が
より高いチームなんだ。
そこが、大きく違うところだ。
―優勝できますか?
俺たちは勝てると信じている。
それは意志だよ。
もちろん、結果は違うかもしれないが、俺は勝てると信じる。
―ブースターのみなさんへメッセージを。
今シーズンも、長きにわたるサポートをありがとう。
有明に一緒に行くことが、
一番のプレゼントだと思っています。
みんなで有明に行きましょう!
(編集後記)
怪我明けの、2/25千葉戦以降のペップの好調ぶりは、数字にはっきりと表れています。
3Pが43.6%(シーズン平均36.0%)、2Pシュートにいたっては67.4%(同58.3%)の数字をたたき出しています。
前半はややシュートに苦しんだペップでしたが、レイ、ユウにこのペップが加わったことで、レイクスのオフェンスが向上しています。
ムードメーカーであるペップはこの日も、誕生日ケーキを届けたはずのニチィにからかわれていました。

新潟戦の後、第一子となる娘さんを授かり、誕生日も含めおめでたいこと続きのペップに、まず大阪戦での大爆発を期待しましょう!
それではみなさま、ファイナルで。
―Playoffs2012 特別パートナー一覧―
(4/26現在87社、昨季68社)

かじ直タイヤ 寺田商事 森寺眼科医院 クリエ
水口テクノス 近江ボード 大辻税理士法人 うつみスポーツ鍼灸接骨院 エージェント
マルニ 富山歯科医院 らっく介護サービス 全労済滋賀県本部 S.O.W.
ステーキキッチン ボストンコモン 湖南司法書士事務所 カワカツ ARMS
リビングアンドヘルス エーデルマン ヤマコン展装 ジェイジェイエフ
上原フォートスタジオ 幸弘設備 中村勇工務店 ハピトレ整体スタジオ ここ・から
エナジープラス カイロプラクティック院 守山新聞センター 中部ペプシコーラ販売
大新建設 ランバー拓 月の輪自動車教習所 清原 あたか飯店 大津創寫館
守建設 八田スポーツカイロプラクティック ヒロセ SHIMADA エールコーポレーション
焼肉れすとらん 平和亭 西友商店 いわまの甜水 大津給食センター
クレープリー・クランデール
マルニ 富山歯科医院 らっく介護サービス 全労済滋賀県本部 S.O.W.
ステーキキッチン ボストンコモン 湖南司法書士事務所 カワカツ ARMS
リビングアンドヘルス エーデルマン ヤマコン展装 ジェイジェイエフ
上原フォートスタジオ 幸弘設備 中村勇工務店 ハピトレ整体スタジオ ここ・から
エナジープラス カイロプラクティック院 守山新聞センター 中部ペプシコーラ販売
大新建設 ランバー拓 月の輪自動車教習所 清原 あたか飯店 大津創寫館
守建設 八田スポーツカイロプラクティック ヒロセ SHIMADA エールコーポレーション
焼肉れすとらん 平和亭 西友商店 いわまの甜水 大津給食センター
クレープリー・クランデール
VOICE OF LAKES #9-本多純平
VOICE OF LAKES第9回。
本日は、ジュンペイこと本多純平選手のインタビューをお届けします。
ジュンペイはドラフト1順目ルーキーとしてレイクスに加入。
シーズン当初からプレイタイムを得て、開幕戦でいきなり3Pシュートを決めるなど理想的なスタートを切りました。
しかし、Jの復帰、ブライアント・マークソンの獲得後はプレイタイムが激減。
1月から2月にかけ、出番のない試合もありました。
その中でも練習でも試合のベンチからも一番大きな声を出し、ムードメーカーを務めるジュンペイ。
現在は出番を得て、2Qを中心にプレイし、得点を決める試合も出始めています。
好調な2Qを支え、荒削りながらもハッスルプレイを見せるジュンペイに、ルーキーイヤーの戦いを振り返ってもらいました。

―開幕戦は好調でしたが、1月くらいから出番が減りましたね。
じょじょに、じょじょにプレイタイムが減っていきました。
コーチが求めていることをできなかったからだと思います。
まだ開幕戦までは勢いよくやれていました。
でもそこから、出るたびに緊張しました。
試合にビビッていた、というか。
それがコーチにも伝わってしまったんじゃないかなと、今では思います。
バスケットボールって点を取るスポーツなのに「攻め気」がなかった。
―今はまた、プレイタイムを得ています。何が認められたんだと思いますか?
それは直接伝えられたわけでもないので、わからない…のが正直なところです。
年明けから出番が減って、ワラさんをはじめ先輩方から「アグレッシブにならないとプレイタイムをもらえないぞ」とも言われてきました。
自分でも気づいていたので、常にアグレッシブに、というのをよりいっそう意識して、練習に臨みました。
―先日、福岡戦で初めてフリースローを得ましたね。
それはチーム内でもずっと言われてました。
「アグレッシブに攻めないから、フリースローが取れないんだ」と。
自分は日本人フォワードとしてはサイズもあるほうなので、外国人にぶつかられても大丈夫なように、とは思っています。ゾーンディフェンスでできたギャップにドライブして、アタックしてきましたけど、誰もファウルしなかったので(笑)
でも、あれで少し自信はでました。
それまではオープンになってもシュートが入らなかったりしましたし。
―自分のプレイがいい兆しになったのはいつでしょう。
3/17(土)の仙台戦(仙台市)が一番大きかったですね。
2Qに久しぶりに呼ばれて「行け」と言われたんですけど、「ここで結果を残さなかったら、もう次は出られない」と思って入りました。結果、オフェンスチャージを取って、チームの流れもよくなった。
こういうことがあれば使ってもらえる、ということがなんとなく分かったんですよ。
それまでは迷ったりビビったり「ボール持つのが怖い」と思うことすらあった。
それが見ている観客の方にも伝わっていたかなと。
出なくなって、そういうことがわかりました。
だから練習からアグレッシブにいくように、意識を持っていくことに全力を注ぎました。
―なるほど。今、チームの中の自分の役割は何だと思いますか?
チームに勢いを与えることです。
できているかどうかは、分からないですけど…。
アグレッシブにプレイすることはもちろん。
出番がきたら、コートの中にエネルギーを入れるために、キャッキャ言うようにはしています。
「ディフェンス!」と大声を出すようにもしていますし。
―今、主に出る2Qは絶好調です。プレイしていて、その要因は何だと思いますか?
本当に、やってて楽しいですね。
ディフェンスをみんなでやって、リバウンドやターンオーバーを取る。
そこから攻めるので、オフェンスのリズムもいいです。
リバウンドが取れるということは、前にボールを送れるということでもあります。
2Qのゾーンディフェンスも、いい感じになってきていると思いますね。
自分はもちろん、まだまだ荒削りですけど(笑)
―先日の新潟戦に敗れましたが、チームは絶好調です。
今は本当にいい雰囲気です。
みんなすごく仲がよくて、コミュニケーションもいい感じで取れている。
負けが込んでいるときは少し、ギクシャクした感じもあったんですけど。
よくなったから勝っているのか、勝っているからよくなったのか、どっちなのかはわからないですね。
勝ち始めて、アウェイに3週連続で出て、また勝ち続けて…。
それが、本当にチームがまとまるきっかけになったと思います。
―さあ、初めてのプレイオフです。
すごく楽しみですね。
「いつもと雰囲気が違うぞ」というのは先輩から聞いています。
今、シャッフルオフェンスをはじめ、ひとつひとつのプレイをちゃんと遂行できれば、今見てもらえているような、面白いようにオフェンスが決まる瞬間もたくさんあるでしょうし、その前のディフェンスをしっかりすれば勝ちが見えてきます。
何とか僕も試合に出たいです!
2Qだけでもいいんです。
そんなに欲は言いませんから(笑)、まずは出たい。
出て、雰囲気を味わってみたいんです。

―本多選手のプレイオフでのプレイを、ブースターのみなさんも楽しみにしていると思いますよ。みなさんへメッセージをお願いします。
ホームでもらっている声援は本当にありがたいです。
初めてシュートを決めた開幕戦のときの歓声も、先日、信州戦で久々にシュートを立て続けに決めたときの歓声も、全部覚えています。
みなさんの声援で、気持ちも乗ってきます。
そんなみなさんに恩返ししたいと、チームはみんな思っています。
まだファーストラウンドか、セミファイナルか分かりませんが、
ホームでやるときはまた、熱い声援をお願いします!
楽しみにしていてください!
(編集後記)
プレイタイムが減って初めて、自分の足りないところに本当に気づく。
比較的スムーズにプレイタイムを得たジュンペイに訪れた中盤戦の試練でした。
「もう使ってもらえないかもしれない」という不安と戦いながら、気持ちを入れなおしたジュンペイは、しかし今はまた、1Q終わりから2Q前半にかけて「仕事場」を再び得ています。
結果を出したのが4/14信州戦。
28-8というゲームを決めた2Qにあって、チームを勢いづける3Pを2本決め、会場からジュンペイコールを浴びました。
アラン・ウェストオーバーHCも試合後「チームにエネルギーを持ち込んでくれた」と絶賛しています。
プレイオフ、ベンチから大声を出し、出番が来たら思い切りのいいプレイで躍動するジュンペイの姿を見たいですね!
それではみなさま、ファイナルで。
…次回のVOICE OF LAKESからは、レイクスチアリーダーズのメンバーも登場します!
―Playoffs2012 特別パートナー一覧―
(4/20現在64社、昨季68社)

本日は、ジュンペイこと本多純平選手のインタビューをお届けします。
ジュンペイはドラフト1順目ルーキーとしてレイクスに加入。
シーズン当初からプレイタイムを得て、開幕戦でいきなり3Pシュートを決めるなど理想的なスタートを切りました。
しかし、Jの復帰、ブライアント・マークソンの獲得後はプレイタイムが激減。
1月から2月にかけ、出番のない試合もありました。
その中でも練習でも試合のベンチからも一番大きな声を出し、ムードメーカーを務めるジュンペイ。
現在は出番を得て、2Qを中心にプレイし、得点を決める試合も出始めています。
好調な2Qを支え、荒削りながらもハッスルプレイを見せるジュンペイに、ルーキーイヤーの戦いを振り返ってもらいました。

―開幕戦は好調でしたが、1月くらいから出番が減りましたね。
じょじょに、じょじょにプレイタイムが減っていきました。
コーチが求めていることをできなかったからだと思います。
まだ開幕戦までは勢いよくやれていました。
でもそこから、出るたびに緊張しました。
試合にビビッていた、というか。
それがコーチにも伝わってしまったんじゃないかなと、今では思います。
バスケットボールって点を取るスポーツなのに「攻め気」がなかった。
―今はまた、プレイタイムを得ています。何が認められたんだと思いますか?
それは直接伝えられたわけでもないので、わからない…のが正直なところです。
年明けから出番が減って、ワラさんをはじめ先輩方から「アグレッシブにならないとプレイタイムをもらえないぞ」とも言われてきました。
自分でも気づいていたので、常にアグレッシブに、というのをよりいっそう意識して、練習に臨みました。
―先日、福岡戦で初めてフリースローを得ましたね。
それはチーム内でもずっと言われてました。
「アグレッシブに攻めないから、フリースローが取れないんだ」と。
自分は日本人フォワードとしてはサイズもあるほうなので、外国人にぶつかられても大丈夫なように、とは思っています。ゾーンディフェンスでできたギャップにドライブして、アタックしてきましたけど、誰もファウルしなかったので(笑)
でも、あれで少し自信はでました。
それまではオープンになってもシュートが入らなかったりしましたし。
―自分のプレイがいい兆しになったのはいつでしょう。
3/17(土)の仙台戦(仙台市)が一番大きかったですね。
2Qに久しぶりに呼ばれて「行け」と言われたんですけど、「ここで結果を残さなかったら、もう次は出られない」と思って入りました。結果、オフェンスチャージを取って、チームの流れもよくなった。
こういうことがあれば使ってもらえる、ということがなんとなく分かったんですよ。
それまでは迷ったりビビったり「ボール持つのが怖い」と思うことすらあった。
それが見ている観客の方にも伝わっていたかなと。
出なくなって、そういうことがわかりました。
だから練習からアグレッシブにいくように、意識を持っていくことに全力を注ぎました。
―なるほど。今、チームの中の自分の役割は何だと思いますか?
チームに勢いを与えることです。
できているかどうかは、分からないですけど…。
アグレッシブにプレイすることはもちろん。
出番がきたら、コートの中にエネルギーを入れるために、キャッキャ言うようにはしています。
「ディフェンス!」と大声を出すようにもしていますし。
―今、主に出る2Qは絶好調です。プレイしていて、その要因は何だと思いますか?
本当に、やってて楽しいですね。
ディフェンスをみんなでやって、リバウンドやターンオーバーを取る。
そこから攻めるので、オフェンスのリズムもいいです。
リバウンドが取れるということは、前にボールを送れるということでもあります。
2Qのゾーンディフェンスも、いい感じになってきていると思いますね。
自分はもちろん、まだまだ荒削りですけど(笑)
―先日の新潟戦に敗れましたが、チームは絶好調です。
今は本当にいい雰囲気です。
みんなすごく仲がよくて、コミュニケーションもいい感じで取れている。
負けが込んでいるときは少し、ギクシャクした感じもあったんですけど。
よくなったから勝っているのか、勝っているからよくなったのか、どっちなのかはわからないですね。
勝ち始めて、アウェイに3週連続で出て、また勝ち続けて…。
それが、本当にチームがまとまるきっかけになったと思います。
―さあ、初めてのプレイオフです。
すごく楽しみですね。
「いつもと雰囲気が違うぞ」というのは先輩から聞いています。
今、シャッフルオフェンスをはじめ、ひとつひとつのプレイをちゃんと遂行できれば、今見てもらえているような、面白いようにオフェンスが決まる瞬間もたくさんあるでしょうし、その前のディフェンスをしっかりすれば勝ちが見えてきます。
何とか僕も試合に出たいです!
2Qだけでもいいんです。
そんなに欲は言いませんから(笑)、まずは出たい。
出て、雰囲気を味わってみたいんです。

―本多選手のプレイオフでのプレイを、ブースターのみなさんも楽しみにしていると思いますよ。みなさんへメッセージをお願いします。
ホームでもらっている声援は本当にありがたいです。
初めてシュートを決めた開幕戦のときの歓声も、先日、信州戦で久々にシュートを立て続けに決めたときの歓声も、全部覚えています。
みなさんの声援で、気持ちも乗ってきます。
そんなみなさんに恩返ししたいと、チームはみんな思っています。
まだファーストラウンドか、セミファイナルか分かりませんが、
ホームでやるときはまた、熱い声援をお願いします!
楽しみにしていてください!
(編集後記)
プレイタイムが減って初めて、自分の足りないところに本当に気づく。
比較的スムーズにプレイタイムを得たジュンペイに訪れた中盤戦の試練でした。
「もう使ってもらえないかもしれない」という不安と戦いながら、気持ちを入れなおしたジュンペイは、しかし今はまた、1Q終わりから2Q前半にかけて「仕事場」を再び得ています。
結果を出したのが4/14信州戦。
28-8というゲームを決めた2Qにあって、チームを勢いづける3Pを2本決め、会場からジュンペイコールを浴びました。
アラン・ウェストオーバーHCも試合後「チームにエネルギーを持ち込んでくれた」と絶賛しています。
プレイオフ、ベンチから大声を出し、出番が来たら思い切りのいいプレイで躍動するジュンペイの姿を見たいですね!
それではみなさま、ファイナルで。
…次回のVOICE OF LAKESからは、レイクスチアリーダーズのメンバーも登場します!
―Playoffs2012 特別パートナー一覧―
(4/20現在64社、昨季68社)

かじ直タイヤ 寺田商事 森寺眼科医院
水口テクノス 近江ボード 大辻税理士法人 うつみスポーツ鍼灸接骨院 エージェント
マルニ 富山歯科医院 らっく介護サービス 全労済滋賀県本部 S.O.W.
ステーキキッチン ボストンコモン 湖南司法書士事務所 カワカツ ARMS
リビングアンドヘルス エーデルマン ヤマコン展装 ジェイジェイエフ
上原フォートスタジオ 幸弘設備 中村勇工務店 ハピトレ整体スタジオ ここ・から
エナジープラス カイロプラクティック院 守山新聞センター 中部ペプシコーラ販売
大新建設 ランバー拓 月の輪自動車教習所
マルニ 富山歯科医院 らっく介護サービス 全労済滋賀県本部 S.O.W.
ステーキキッチン ボストンコモン 湖南司法書士事務所 カワカツ ARMS
リビングアンドヘルス エーデルマン ヤマコン展装 ジェイジェイエフ
上原フォートスタジオ 幸弘設備 中村勇工務店 ハピトレ整体スタジオ ここ・から
エナジープラス カイロプラクティック院 守山新聞センター 中部ペプシコーラ販売
大新建設 ランバー拓 月の輪自動車教習所
VOICE OF LAKES #8-ディオニシオ・ゴメス
VOICE OF LAKES第8回。
今回はニチィことディオニシオ・ゴメス選手のインタビューをお送りします。
ニチィも、今年のレイクスに大きな変化をもたらした選手の一人です。
もっともインパクトのあるプレイは3/31大分戦(大分)のブザービーターですが、シーズンを通してニチィは抜群の安定感を持っています。
相手の嫌がるディフェンスと、求められているプレイの確実な実行を身上とし、活躍したあとも常に「チームで勝った」「チームがやった」と繰り返すニチィ。
リバウンド、ディフェンス、そして苦しいときに得点するニチィはまさに、レイクスの「縁の下の力持ち」と言ってもいいでしょう。
そんな彼に「チーム」という生き物について語ってもらいました。

―今シーズン、bjリーグ1年目です。ほかの国でのプレイしてきた経験の多いニチィ選手ですが、違いはありましたか?
まったくないわけではないけど、あまり変わらないよ。
終盤戦にかかったこの時期は、どの国にいても、ベストを尽くすことが一番大事だからね。
―レイクスは今、8連勝しています。今のレイクスの強みは?
いいチームになってきたと思う。
本当の意味で、一緒にプレイできている証明が、この連勝だ。
チームワークがこういう連勝ができるレベルになるまで時間はかかったが、こうやってシーズンの終盤になってから、結果が出てきたことはいい傾向だと思うね。
その要因を詳しく言えば長くなるが、簡単に言えばオフェンスでも、ディフェンスでも、お互いがやれることをしっかりわかってきているからだ。
―時間がかかる、といいましたね。いろんなチームを経験していると思いますが、今年のレイクスのように新しいコーチで、ほとんどの選手を入れ替えて臨むシーズンでは、このくらいの時間がかかるものですか?
来日してから、半年くらい。
まあ、このくらいかかるものだと思うよ。
どれだけ時間をかけても、最終的にまとまらないこともあるしね。
ただ、タレントはそろっているわけだから、辛抱強くやるだけだと分かっていたよ。
アルゼンチンで2シーズン所属したチームの話をしようか。
1年目は調子がよくて、スイスイ勝っていたかに思えたけど、最終盤で連敗して、プレイオフはファーストラウンドで負けた。
かと思えば、2年目はスタートからからっきしダメで(笑)、ずっと苦しみながら戦っていたのに、終盤に連勝して、セミファイナルまで進んだんだ。
メンバーもほとんど同じチームなんだよ。
予想はできないってことさ。

―そこからすると、今のレイクスはプレイオフを勝ち抜けるチームだと思いますか?
さっき言ったろう?予想は難しいって(笑)
もちろん、今のレイクスがやっている戦い方で勝てるかと聞かれれば、答えは「イエス」だよ。
どのチームであっても、勝てる自信はある。
だけど、明日、そして明後日、プレイオフに入るまで、残り試合でも何が起こるかわからないんだ。
だから、正直なところを言うと「そんなの分からない」という答えになってしまうね(笑)
―なるほど(笑)。ここからプレイオフに向けて必要なものは何でしょう?
やれること、やるべきことをしっかりやることはもちろん必要だ。
それと、少しのラッキー(幸運)が必要だね。
決して神頼みによる偶然とか、ラッキーというものではないよ。
オフェンス、ディフェンス、ルーズボール、リバウンド。
それをがんばるのは最低限のこと。
そして、最善を尽くしていれば、例えばシーソーゲームのとき、ハーフラインから打ったショットが入ることだってある。
そういう意味の幸運だ。
やることをやっていてこそ、ついてくる類のものだと思うよ。
―日本風に言うと「人事を尽くして、天命を待つ」というわけですね。さて、ニチィ選手は自分の人事、すなわち役割はなんだと思っていますか?
特に、俺だからある役割、というものはないさ。
リバウンドが必要ならリバウンドをとるし、ベンチに下がってチームを応援しろ、と言われればそうする。
チームを最優先する選手であること。
そういう考え方をしているし、ほかのチームメイトにもそれを期待するね。
それができたとき、俺たちを破るのは難しくなるからね。

―3月、アランコーチの戦略によってスターターを外れました。その時も同じような考え方だったのですか?
もちろんだ。
スタートが誰かなんて、本当に関係ないよ。
コートにいても、ベンチにいても、チームの勝利は、自分の勝利でもあるんだ。
もちろん、チームが負ければ、自分も負けだ。
みんなにも、そういう気持ちでいてほしいと願っている。
―西地区には強いチームがたくさんあり、プレイオフでは彼らに打ち勝たなくてはいけません。一番強いと思うのはどこのチームですか?
俺たちだと思うよ。
ちょっとトリッキーな答え方になるが「俺たちがベストだ」と思えなければ絶対に勝てない。
そういうものが、ルーズボールや、ひとつのオフェンス、ひとつのディフェンス、毎回のプレイに出るんだ。
―それはある意味、自分をマインドコントロールする、ということですか?
そうじゃないよ(笑)
俺はレイクスがベストのチームだと信じているし、それはこのチームですごしてきて、そうだと自然に信じているんだ。
コーチも、選手も、スタッフも最高だとね。
まだ優勝したわけじゃないから、ベストになろうとしている最中だ、というのがより正しいかな。
この場でそう思うのは当たり前だし、自分にとっては自然なことだ。
ただ、このスポーツは結果がすべて。
チャンピオンになるかなれないか、それだけだ。
プレイオフで負けたときにはじめて「ああ、俺たちよりも相手がいいチームだったんだ」と気づくものだ。
―なるほど…。では最後にブースターのみなさんへメッセージをお願いします。
シーズンを通し、たくさんのサポートをありがとう。
最後まで、まだまだ大変な戦いが続きます。
「最後」とはもちろん、チャンピオンになることです。
そうなるにはチームメイト、コーチだけでなく、スタッフ、関係者、そしてもちろんブースターのみなさん全員の力が必要です。
最後まで、しっかりついてきてください!
(編集後記)
最後は少し、哲学的な問答になってしまいましたが、これは長い経験を持つニチィだからこそ。
信じること、信じて戦うことがどれだけ大事か、ということが伝わってきますね。
「チームを最優先に考えること、それをチームメイトにも求める」とキッパリ言うあたり、さすがはコート内でもリーダーシップを発揮しているニチィらしい言葉です。
会場でレイクスの試合を見るとき、ボールの動きに関係なくニチィをずっと目で追っていると、いかに彼が目立たないところで、相手を止めようとしているかがはっきりわかります。
そんなニチィの印象深いゲームは11/19沖縄戦(那覇)。
ジュリアスを出場停止で欠く中、インサイドをほとんど一人で支え、25得点18リバウンドの活躍で、沖縄から貴重なアウェイでの勝利を勝ち取りました。
もちろん3/31大分戦のブザービーター、3/24高松戦でリードされてからの8連続得点など、苦しいときに頼れる選手でもあります。
レイクスのバスケットボールに欠かせない、縁の下の力持ち。
ニチィのプレイに、残り試合も注目してください。
それではみなさま、ファイナルで。
…明日は新潟に出発するチームの様子と、遠征メンバーなどをお伝えする予定です!
―Playoffs2012 特別パートナー一覧―
(4/18現在48社、昨季68社)
今回はニチィことディオニシオ・ゴメス選手のインタビューをお送りします。
ニチィも、今年のレイクスに大きな変化をもたらした選手の一人です。
もっともインパクトのあるプレイは3/31大分戦(大分)のブザービーターですが、シーズンを通してニチィは抜群の安定感を持っています。
相手の嫌がるディフェンスと、求められているプレイの確実な実行を身上とし、活躍したあとも常に「チームで勝った」「チームがやった」と繰り返すニチィ。
リバウンド、ディフェンス、そして苦しいときに得点するニチィはまさに、レイクスの「縁の下の力持ち」と言ってもいいでしょう。
そんな彼に「チーム」という生き物について語ってもらいました。

―今シーズン、bjリーグ1年目です。ほかの国でのプレイしてきた経験の多いニチィ選手ですが、違いはありましたか?
まったくないわけではないけど、あまり変わらないよ。
終盤戦にかかったこの時期は、どの国にいても、ベストを尽くすことが一番大事だからね。
―レイクスは今、8連勝しています。今のレイクスの強みは?
いいチームになってきたと思う。
本当の意味で、一緒にプレイできている証明が、この連勝だ。
チームワークがこういう連勝ができるレベルになるまで時間はかかったが、こうやってシーズンの終盤になってから、結果が出てきたことはいい傾向だと思うね。
その要因を詳しく言えば長くなるが、簡単に言えばオフェンスでも、ディフェンスでも、お互いがやれることをしっかりわかってきているからだ。
―時間がかかる、といいましたね。いろんなチームを経験していると思いますが、今年のレイクスのように新しいコーチで、ほとんどの選手を入れ替えて臨むシーズンでは、このくらいの時間がかかるものですか?
来日してから、半年くらい。
まあ、このくらいかかるものだと思うよ。
どれだけ時間をかけても、最終的にまとまらないこともあるしね。
ただ、タレントはそろっているわけだから、辛抱強くやるだけだと分かっていたよ。
アルゼンチンで2シーズン所属したチームの話をしようか。
1年目は調子がよくて、スイスイ勝っていたかに思えたけど、最終盤で連敗して、プレイオフはファーストラウンドで負けた。
かと思えば、2年目はスタートからからっきしダメで(笑)、ずっと苦しみながら戦っていたのに、終盤に連勝して、セミファイナルまで進んだんだ。
メンバーもほとんど同じチームなんだよ。
予想はできないってことさ。

―そこからすると、今のレイクスはプレイオフを勝ち抜けるチームだと思いますか?
さっき言ったろう?予想は難しいって(笑)
もちろん、今のレイクスがやっている戦い方で勝てるかと聞かれれば、答えは「イエス」だよ。
どのチームであっても、勝てる自信はある。
だけど、明日、そして明後日、プレイオフに入るまで、残り試合でも何が起こるかわからないんだ。
だから、正直なところを言うと「そんなの分からない」という答えになってしまうね(笑)
―なるほど(笑)。ここからプレイオフに向けて必要なものは何でしょう?
やれること、やるべきことをしっかりやることはもちろん必要だ。
それと、少しのラッキー(幸運)が必要だね。
決して神頼みによる偶然とか、ラッキーというものではないよ。
オフェンス、ディフェンス、ルーズボール、リバウンド。
それをがんばるのは最低限のこと。
そして、最善を尽くしていれば、例えばシーソーゲームのとき、ハーフラインから打ったショットが入ることだってある。
そういう意味の幸運だ。
やることをやっていてこそ、ついてくる類のものだと思うよ。
―日本風に言うと「人事を尽くして、天命を待つ」というわけですね。さて、ニチィ選手は自分の人事、すなわち役割はなんだと思っていますか?
特に、俺だからある役割、というものはないさ。
リバウンドが必要ならリバウンドをとるし、ベンチに下がってチームを応援しろ、と言われればそうする。
チームを最優先する選手であること。
そういう考え方をしているし、ほかのチームメイトにもそれを期待するね。
それができたとき、俺たちを破るのは難しくなるからね。

―3月、アランコーチの戦略によってスターターを外れました。その時も同じような考え方だったのですか?
もちろんだ。
スタートが誰かなんて、本当に関係ないよ。
コートにいても、ベンチにいても、チームの勝利は、自分の勝利でもあるんだ。
もちろん、チームが負ければ、自分も負けだ。
みんなにも、そういう気持ちでいてほしいと願っている。
―西地区には強いチームがたくさんあり、プレイオフでは彼らに打ち勝たなくてはいけません。一番強いと思うのはどこのチームですか?
俺たちだと思うよ。
ちょっとトリッキーな答え方になるが「俺たちがベストだ」と思えなければ絶対に勝てない。
そういうものが、ルーズボールや、ひとつのオフェンス、ひとつのディフェンス、毎回のプレイに出るんだ。
―それはある意味、自分をマインドコントロールする、ということですか?
そうじゃないよ(笑)
俺はレイクスがベストのチームだと信じているし、それはこのチームですごしてきて、そうだと自然に信じているんだ。
コーチも、選手も、スタッフも最高だとね。
まだ優勝したわけじゃないから、ベストになろうとしている最中だ、というのがより正しいかな。
この場でそう思うのは当たり前だし、自分にとっては自然なことだ。
ただ、このスポーツは結果がすべて。
チャンピオンになるかなれないか、それだけだ。
プレイオフで負けたときにはじめて「ああ、俺たちよりも相手がいいチームだったんだ」と気づくものだ。
―なるほど…。では最後にブースターのみなさんへメッセージをお願いします。
シーズンを通し、たくさんのサポートをありがとう。
最後まで、まだまだ大変な戦いが続きます。
「最後」とはもちろん、チャンピオンになることです。
そうなるにはチームメイト、コーチだけでなく、スタッフ、関係者、そしてもちろんブースターのみなさん全員の力が必要です。
最後まで、しっかりついてきてください!
(編集後記)
最後は少し、哲学的な問答になってしまいましたが、これは長い経験を持つニチィだからこそ。
信じること、信じて戦うことがどれだけ大事か、ということが伝わってきますね。
「チームを最優先に考えること、それをチームメイトにも求める」とキッパリ言うあたり、さすがはコート内でもリーダーシップを発揮しているニチィらしい言葉です。
会場でレイクスの試合を見るとき、ボールの動きに関係なくニチィをずっと目で追っていると、いかに彼が目立たないところで、相手を止めようとしているかがはっきりわかります。
そんなニチィの印象深いゲームは11/19沖縄戦(那覇)。
ジュリアスを出場停止で欠く中、インサイドをほとんど一人で支え、25得点18リバウンドの活躍で、沖縄から貴重なアウェイでの勝利を勝ち取りました。
もちろん3/31大分戦のブザービーター、3/24高松戦でリードされてからの8連続得点など、苦しいときに頼れる選手でもあります。
レイクスのバスケットボールに欠かせない、縁の下の力持ち。
ニチィのプレイに、残り試合も注目してください。
それではみなさま、ファイナルで。
…明日は新潟に出発するチームの様子と、遠征メンバーなどをお伝えする予定です!
―Playoffs2012 特別パートナー一覧―
(4/18現在48社、昨季68社)
かじ直タイヤ 寺田商事
水口テクノス 近江ボード 大辻税理士法人 うつみスポーツ鍼灸接骨院 エージェント
マルニ 富山歯科医院 らっく介護サービス 全労済滋賀県本部 S.O.W.
ステーキキッチン ボストンコモン 湖南司法書士事務所 カワカツ ARMS
リビングアンドヘルス エーデルマン ヤマコン展装 ジェイジェイエフ
上原フォートスタジオ 幸弘設備 中村勇工務店 ハピトレ整体スタジオ ここ・から
エナジープラス カイロプラクティック院
マルニ 富山歯科医院 らっく介護サービス 全労済滋賀県本部 S.O.W.
ステーキキッチン ボストンコモン 湖南司法書士事務所 カワカツ ARMS
リビングアンドヘルス エーデルマン ヤマコン展装 ジェイジェイエフ
上原フォートスタジオ 幸弘設備 中村勇工務店 ハピトレ整体スタジオ ここ・から
エナジープラス カイロプラクティック院